SSブログ

スローなDarlingにしてくれ(I Want You) [洋楽×邦楽]


角川映画主題歌集

角川映画主題歌集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2011/01/26
  • メディア: CD



先日、PLAYLOG時代の友人と会合をした。

そこでは、暗黙のうちにそれぞれが最近、旬である音楽のネタを持ち寄るのが通例となっている?

その中に、ひさしぶりに聴いたコレがあった。

スローなブギにしてくれ(I Want You) / 南佳孝


この曲、最初に聴いたときから、琴線に触れるんだよなぁ。。。

後日、通勤中にこの曲を聴きながら、長年思い続けてきたことを呟いてみた。

「いま、南佳孝の「スローなブギにしてくれ(I Want You)」を聴いている。これはきっと、Abbey Roadの「Oh! Darling」と「I Want You(She's So Heavy)」を掛け合わせてるんだろうな…」

結構、反響があった(笑)


Abbey Road

Abbey Road

  • アーティスト:The Beatles
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 1969/9/26
  • メディア: CD




Oh! Darling / The Beatles


「Oh! Darling」と、「スローなブギにしてくれ(I Want You)」はボクの中でいつも同調する。

そして、冒頭の「I Want You!」は、同じアルバム(Abbey Road)に収録されているジョンのあの曲のフレーズから拝借してきたのではないかな…

I Want You(She's So Heavy) / The Beatles


作詞家の松本隆さんと南佳孝さんがどこまで示し合わせたのか…ホントのところを聞いてみたいものである。

Ask Me to Say,"I Do"(And I Will) - David Pomeranz (1981) [AOR]

>
ザ・トゥルース・オブ・アス(涙のくちづけ)(紙ジャケット仕様)

ザ・トゥルース・オブ・アス(涙のくちづけ)(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド
  • 発売日: 2006/12/20
  • メディア: CD



先日、久しぶりに聴いていた中から、今日はこのアーティストを。。。

1981年に発表されたデヴィッド・ポメランツの名作アルバム『The Truth of Us』

ビリー・ジョエルを思わせる旋律だが、そのようなピアノを基調としたナンバーは大好物だ。

このアルバムにはバリー・マニロウに提供した「The Old Song」が収録されているが、個人的なベストトラックはコチラ。

Ask Me to Say,"I Do"(And I Will)




I was a runner - never let a woman own me
ボクはずっとひとりで気ままに過ごしていたかった…特定の女性なんか必要はなかったんだ
Went from one to the other
次から次へと相手を乗り換えて
Duckin' the chains of matrimony
婚姻関係というのは鎖のようなもので無縁のものと思っていた
But all that runnin' around
だけど、そんな日々を繰り返していたボクが
Never could match the pure joy I found
ようやく幸せだと素直に感じる相手に出会ったんだ
When I met you
そう、君と出会った瞬間さ
I knew I was settlin' down
ボクは安住の地というものの意味を初めて知ったんだ

(*Chorus)
Ask me to say,"I do"and I will
"いっしょにずっといよう"と言って欲しい、その通りにするから
I wanna stay with you and have my fill
きみとともに人生を歩みたいんだ、そうすればボクは満たされるんだ
Of happiness every morning
朝が来るたびに幸せな気持ちになれる
Wakin' in love beside you
きみの横で目覚めることでこれほどの愛を感じるなんて
Ask me to say,"I do"
"ずっといっしょにいてくれ"と言って欲しい
And I will
そうするしかボクにはないんだ
Yes I will
もちろんOKなんだから

I was so certain a woman would steal my freedom
女性はボクから自由を奪うものなんだって思っていた
My defenses were workin'
だから防衛本能が働いて
Overtime everytime I'd meet'em
いつも、どんなときも、決して心は許さなかったんだ
But your sweet eyes made me see
でも、きみの愛にあふれた瞳を見たら、そんなことどうでもよくなった
My mind must've been playin' games with me
これまでボクはただ本当の気持ちから目をそらしてきただけなんだって
'Cause girl I'm in love
だって、ボクはきみに恋したから
And I never felt so free
こんなに気持ちが解放されたことはなかった
(*Chorus Repeat)

Yes-you know I will
もちろん、僕がOKなのは分かっているはずだろう

Just can't begin to tell you how it feels
ボクのこの気持ちは言葉じゃ言い表せない
To finally find someone who makes
ついにきみという女性に出逢ってしまったんだから
My heart go tender
胸の鼓動が止まらない
Oh I surrender
もう、ボクはきみに完全に参っているんだ
(*Chorus Repeat)

Woa yeah
そりゃ、もちろんね



まあ、気ままに暮らしたい…という男の気持ちもわからなくもないけど…(笑)

Heartache - Leslie Smith (1982) [AOR]


ハートエイク (生産限定紙ジャケット仕様)

ハートエイク (生産限定紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド
  • 発売日: 2012/07/18
  • メディア: CD



ついに来た。

この作品を入手することが出来る。

『Heartache』 - Leslie Smith

契約上の問題で長らくCD化されていなかったが、ついにその問題もクリアし、めでたくリイシュー(再生産)される運びとなった。

レスリー・スミスは知る人ぞ知る白人黒人の混成グループ、Crackin'(クラッキン)に在籍していた。

レスリー自身は黒人だが、そのヴォーカルは熱すぎず、冷めすぎずの絶妙なテイストを誇り、Soulというよりは白人寄りのサウンド:AORとして語られることが多い。

クラッキンはまだAORなどというジャンルが存在しない1970年代中盤から後半に掛けて、アーバンメロウな作品を連発し、今となっては伝説的なグループとなっている。

そのクラッキンから、レスリーのソロ作品に行き届いたのだが、これがまた入手困難で大変難儀した。80年代にレンタルしたレコードの音源をカセット→MD→デジタル化で繋いで、今日までこの作品を聴いてきた。

周辺の名盤と呼ばれているものは続々とCD化され、本作も…との期待をよそに何年経過しようと、まったく実現に見通しも立たず…

それが今年になって、忘れた頃にまさかまさかのCD化実現の報に出会うことが出来、感涙に堪えない。

SHM-CD化とのことでどれだけクリアな音になったのか…

鮮明な音質になって、今まで聴こえていなかった音が拾い出されるのか、興味は尽きない…

1. It's Something
…ブレンダ・ラッセルとデヴィッド・フォスターの共作でブレンダが1983年に発表したアルバム『Two Eyes』でもセルフカバーしている。メロウという言葉はこの曲のためにあるようなアーバンソウルナンバー。
2. I'm on the Outside Looking In
…実はこの曲がアルバム中で1番気に入っている。70年代ソウルテイストがふんだんに散りばめられていて、聴いていて、何だかとても穏やかな気持ちになれる。 と思ったら、やはり60sクラシックスのカヴァー。
3. Before the Night Is Over
…Rolling Stonesの「Gimme Shelter」での参加で有名なメリー・クレイトンとのデュエットナンバー。メリーとレスリーの華やかな掛け合いが周囲の色取りを明るくしてくれる。
4. Don't Shut the Door(On My Love)
…自分の愛に戸は立てられない…という内容か。この曲なんかはAORというよりはソウル・ミュージックに近いのではないか。適度なグルーヴ感と前に出過ぎないホーンセクションの味付けがすばらしい。
5. Dream On
…アルバム中では陽気というか晴れやかな雰囲気を感じさせる。そう雨上がりの夕方みたいな…聴いていると爽やかな風がからだを駆け抜けていく。
6. Nothin' You Can Do about It
…AORファンにはお馴染みのエアプレイ『ロマンティック』収録のアップナンバー。Manhattan Trasferや作者であるDavid Fosterもセルフカバーしており、本曲の当時の人気の高さが窺える。
7. Love's a Heartache
…ネッド・ドヒニー作のミドルテンポなナンバー。ネッド特有の中性的な雰囲気が漂う。その本人がアコギで参加している。
8. Do You Still Remember Me
…TOTOのナンバーの雰囲気が漂うタイトなリズムにサビの部分でふっとソフトに転調する部分が秀逸。
9. If You're in Love
…アルバム最後を飾る出色のバラードナンバー。イントロから、翳りのあるエレピの音色にレスリーの声があまりに自然に寄り添う。


7月18日が待ち遠しくて仕方がない。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。