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A Love So Right / George & G. (2007) [AOR]


So Much To Say

So Much To Say

  • アーティスト: George & G.
  • 出版社/メーカー: Avenue Of Allies
  • 発売日: January 2007
  • メディア: CD



ひとつ寄り道をしたが、George & G.『So Much to Say』収録曲レビューをもう少ししてみる。

今回は、

A Love So Right

これ以上ないほどの美旋律を誇るバラードナンバー。

実はこのアルバムを一通り聴いて、最初に耳に残ったのはこの曲だった。

『どこかで聴いたことのあるメロディだなぁ』

一聴した感想である。

思い出せないが、これは誰かの曲のカバーに違いない…

そう感じたのだが、それに当たる楽曲はついぞ探し出せなかった。

楽曲の作者として、クレジットに書かれている【Gloria Skelrow】【Rob Talor】なる人物の経歴もまったく分からない。

しかし、この曲のメロディはとにかく気持ちがいい。

曲を聴きながら、次に予想している音階がほぼその通りに展開される。

限りある音階の中で正直、ほとんど出尽くした感のある数々の旋律たち。

新たに楽曲を作り出そうとする側からすると、どうしても聴き手側の予想を外す音階やコード進行をどうにかして展開しようと模索しがちだ。結果、曲として消化不良のものになってしまうパターンはきっと多いのだろう…

しかし、この曲の流れはじつに自然である。素直と言った方がいいのかもしれない。

本当に潔すぎるくらいに…

心地よい音楽というのは、そもそも、

『どこかで聴いたことがあるようなメロディ』

なんだろうな。

まあ、いろいろ書いたが、「A Love So Right」のメロディはただただ心地よい。

しかし、何度聴いてもデジャヴ(既視感…この場合は、既聴感か)を感じずにはいられないのだが…




You're so right for me
ぼくにとってはやはりきみなんだ
And I'm so right for you
きみにとってのぼくもきっとそうだろう
I know you don't think its right
きみがそんなことをわざわざ気にしてないのは分かっている
To love the way we do
ぼくらのそんな愛のやりとりは
Both of us hurt someone else
ときに他の誰かを傷つけてきた
Every time we touch
ぼくらが触れ合うたびにね
But we have gone too far
やはり、ぼくらは行き過ぎているのか
And now it's time to think of us
そろそろ自分たちのことを振り返ってみる時なんだろう

(Chorus)
Love so right just can't be wrong
がむしゃらに愛し抜くことは決して間違いではない
The two of us belong
ぼくらは一心同体なんだ
So how could it be wrong
だから どんな間違いをしたにしても
To love you
きみを愛している
To hold you in these arms of mine
ぼくのこの腕はきみを包むためにあるのだから
For now and all of the time
いまもこれからの時間もすべて
It's all I ever want to do
きみのためにあるのだから

In some other time
きみと離れている時
In some other place
きみがいない場所で
Who knows I might have passed you by
ぼくはきみが他の誰かに連れ去られやしないかと不安になる
It's just another face
互いの顔がそこになければ
But I saw you and you saw me
ぼくはきみを探し、きみはぼくを探すだろう
All at once we knew
ぼくらは互いに通じているんだ
That life is more than just
ふたりにとってそれ以上のものはない
A string of days for getting through
ふたりには目に見えない糸がいつも繋がっているのだから

(Chorus Repeat)

You know this sun is going to rise tomorrow
明日が来れば、日はまた昇る
No matter what we do tonight
今夜ふたりがどうなろうと
But it all will seem a little brighter
そして、ふたりに明かりが差し込んできたのなら
'Cause in the morning light
きっと朝の光のせいさ
You know we were right
そして、それはふたりを優しく包む光なんだ

(Chorus Repeat)



ここでいうRight『ふさわしい』はきっと互いが互いを照らすためのLight(光)でもあるのだろう。

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