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All This & Heaven Too / Andrew Gold (1978) [洋楽(70年代)]

今まで数曲という点でしか知らずにアルバム単位でずっと聴けずにいたアーティストがいる。

その名もアンドリュー・ゴールド。

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最近、念願のアルバムを数枚入手し、ここのところ、ずっとヘビロテ状態だ。

1970年代前半よりスタジオミュージシャンとして活動を始めたアンドリューに一躍脚光が浴びたのはリンダ・ロンシュタットのアルバムにバックミュージシャンとして参加したことによる。

ボクも彼の名を知ったのはリンダを通じてだった。

彼は各種楽器を一人でプレイできるいわゆるマルチプレイヤーだ。リンダの初期のアルバムでも多くのパート演奏やアレンジャーとして、その才能を発揮した。

中でもリンダの代表曲「You're No Good」でのアンドリューのギターソロは本ナンバーのハイライトだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=bjljA9N55iI&feature=related
(1分24秒からアンドリューのギターソロが聴ける)

そんな数々のミュージシャンとの活動を経て、1975年に1stソロアルバム『Andrew Gold』でデビュー。

今回取り上げる3rdアルバムはそれまでのウエストコーストサウンド基調とは一味違ったアダルトコンテンポラリー的なアプローチを窺わせる。

彼については先にその類まれなプレイヤーとしての力量に言及したが、シンガーとしてのアンドリューも艶があるというか程よいウエット感があり、これがまた心地よいのである。


All This & Heaven Too

All This & Heaven Too

  • アーティスト: Andrew Gold
  • 出版社/メーカー: Collector's Choice
  • 発売年: 1978
  • メディア: CD



1. How Can This Be Love
2. Oh Urania (Take Me Away)
3. Still You Linger On
4. Never Let Her Slip Away
5. Always For You
6. Thank You For Being A Friend
7. Looking For My Love
8. Genevieve
9. I'm On My Way
10. You're Free


邦題:『幸福を売る男』

ネーミングのセンスはともかくそのサウンドは確かに心地よい秋風を運んでくれる…

何より当人が楽しそうに音を奏でているのを聴いていて感じるんだ。。。

本アルバムの中で特に印象深いナンバーを…

M-8.Genevieve
…このアルバムではひときわJazzyなテイストだ。バックで流れるフェンダーローズの音色が抜群の味付けをして、その後に続くアンドリューのギターソロもこの曲の流麗さをより引き立てている。本アルバム1番のお気に入り。ジュヌヴィエーヴとは70年代に活躍した女優、ジュヌヴィエーヴ・ヴジョーから拝借したそうだが、実際はとある女性ロックシンガーに捧げた曲らしい。

M-6.Thank You For Being A Friend
…本アルバムより3枚目にシングルカットされた。邦題「気の合う二人」。全米25位記録。直訳すれば「友達になってくれてありがとう」。すごく殊勝なタイトルだ。跳ねるようなリズムで妙に耳に残ると思ったら、ドラムは何と、ジェフ・ポーカロ。

M-4.Never Let Her Slip Away
…邦題「彼女に首ったけ」。こうした邦題も時代を感じさせてくれる。
アンドリューの弾くちょっとコミカルタッチなシンセの音色と時折挿入させるアーニー・ワッツの哀愁漂うサックスが聴き所。またクリスマスの雰囲気を思わせる美しいコーラスにはJ.D.サウザーの名がクレジットされている。しかし、どうやらフレディー・マーキュリーもコーラスとして参加しているらしい。飛び入りだったのか事情は定かではない。

Genevieve

On the sand, the morning sun surounds her
砂の上で 朝日が彼女を包む
As it feels the sky Oh to kiss her golden hair
その光は空を明るく染めていき 金色になびく彼女の髪にキスをするんだ
Genevieve, I never fell so helplessly
ジュヌヴィエーヴ このどうしようもない気持ちはどうしたらいいんだ
Genevieve, I never fell so far
ジュヌヴィエーヴ 途方もなくきみに魅せられてしまった

(※)
Genevieve, every one wants to win your heart and I just like them standing in line
ジュヌヴィエーヴ 誰もがきみのこころを欲しがっている オレもその中の一人さ
Oh but I love you, love you, love you, love you, Genevieve
叶わない恋なのかもしれない でもどうしようもなく愛している ジュヌヴィエーヴ…
 
In your eyes I see a shining ocean
きみの瞳には光がきらめく海が映っている
And it's clear and deep clear and deep and as blue as the sky
それはあまりにも澄み切っていて あまりにも深く 空のように蒼いんだ…
Genevieve Why won't you turn around and see me
ジュヌヴィエーヴ どうかその笑顔を振り向けて オレを見てくれ
Genevieve this time don't turn and walk away
次の瞬間 どうか背を向けて行ってしまわないでくれ

(※)

All my life I always dreamed I'd feel this much desire
これまでのオレの人生だって 激しい想いに身を焦がしていたと思っていたけど
But now it only feels like I'm on fire Oh Genevieve
そんな想いも凌ぐほどの…そう炎のようなんだ ああ、ジュヌヴィエーヴ

(※)

turn around turn around Genevieve
どうかこちらに振り向いておくれ…ジュヌヴィエーヴ…


近況を調べたところ、今年の6月に59歳の若さでこの世を去っていたことが分かった。

合掌...

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