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しばしお休みします。 [自分のこと]

みなさま、大変ご無沙汰してます<(_ _)>

不義理な状態が続いております。

突然ではありますが、諸般の事情により、当ブログは当面、休止することとしました。

しかしながら、大好きな音楽について綴るのはライフワークだと思ってます。

また、いつかここに戻ってこれる日が来ることを願ってやみません。

ただ、今は中途半端なままで続けていくことになり、それは本意ではないので…

今まで関わって頂きましたみなさまのご健勝とご多幸を祈ってます。

それでは、しばし…

また会う日まで。
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Journey Live at the Budoukan 3.11 2013 [LIVEレポ]

2013年3月11日(月)

JourneyのLiveを観に日本武道館に行きました。

JOurney - live3.jpg

ちょっと時間が経ってしまいましたが、当日のレポを記憶の限り、ここに記しておきます。

実はJourneyは初見でした。一番コアに彼らを聴いていた1980年代中盤の頃はなぜか来日公演がなかったんですよね。

その後は1998年以降、結構コンスタントに来日公演をしていたようですが、個人的に音楽から、一時離れていた頃だったので、全く縁がありませんでした。

スティーヴ・ペリーのいないJourneyなんて…という気持ちも正直ありました…

でも、2007年にヴォーカルとして加入したアーネル・ピネダをフューチャーした作品を耳にし、いつか彼らのLiveに行きたいという想いを持つようになり…

今日、ようやくその機会に恵まれたのでした。

今回の会場、日本武道館は職場から、およそ30分以内には着く場所であり、当日は指定席ということもあり、仕事をギリギリまでして、開演に間に合えばいいということで余裕しゃくしゃくで出てきましたが…

Journey -Live4.jpg

開演時刻10分前の18時50分頃に会場に入ると…

「I Want You to Want Me~♪」(チープ・トリックの曲)という歌声が…

LIVE前のBGMではなく…

ステージに目をやるとアコースティックギターとベースの男性二人を伴奏に若い女性一人が伸びやかな歌声を披露しているじゃありませんか…

アレ、オープニングアクトなんかいたっけ。。。

あとで知ったのですが、この方々はジョナサン・ケインの娘であるMadison Cainと、ニール・ショーンの息子であるMiles Schonで、その2人によるユニット、Madison Cain & Miles Schonがサポートアクトとして出演することになっていたらしい…

ボクは出来るだけ、当該アーティストのLiveについての事前情報を目にしないようにしておりまして…

今回はそれがアダになってしまいました(苦笑)

彼らの曲がYoutubeにあったので、紹介しておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=H-vAJjc7DV4

さて…彼らのLiveは19時10分程度まで行われ、その後、拍手の中でステージサイドに戻っていきました。

そして、程なく、照明が落ち…

あのイントロのキーボードに続き、ニールのギターのハーモニクスが…

これで来たか~

「Separate Ways (Worlds Apart)」

ジョナサン、ロス、ニール、ディーン…ああ、ジャーニーの面々だ…

そして、中央にはアーネル・ピネダが…

Journey-Live.jpg

違う曲でのオープニングを想像していたのですが、始まってみれば、確かにこの曲ほど出だしにふさわしい曲はないよな…

沸々と湧き上がり抑えきれようもない高揚感…

お次も間髪入れずに…

Any Way You Want It

会場のヴォルテージは一気にハイレンジに…

実はこの曲で始まるのかな…なんて思ってました。

やばいなぁ、楽しすぎるなぁ…

このナンバーでのニールのギターがまた格別なんだよね…

Ask the Lonely」…

これはオリジナルアルバムに収められていないが、人気の高い曲だ。イントロから、80年代全開のアレンジを炸裂させるナンバーだが、ボクのからだにはたまらなくフィットする…

そして、またジョナサンの叩く鍵盤が印象的な…

Who's Crying Now

哀愁漂う旋律に…ここまで少々気負いが先行していた感のあったアーネル・ピネダの歌声にも芯が通ってきたようだ…

Only the Young

彼らの楽曲の中ではひときわ爽やかな曲のひとつ。これも映画の挿入歌として使われ、オリジナルアルバム未収録だが、きっとライヴでは定番の曲なんだろう。

Stone in Love

大ヒットアルバム『Escape』収録のタテノリのロックナンバー。これもLive映えのするナンバーだ。

一旦、メンバーが引き、照明はドラムスのディーン・カストロノヴォに…

激しく刻まれたドラムソロを披露したあと…

Keep on Runnin'

これも『Escape』からのナンバーだ。スティーヴ・スミスの後任として、もう15年間、ジャーニーのメンバーとして参加しているドラムスのディーンがリードヴォーカルを取った。、ディーンの歌唱は定評があり、激しいリズムを取りながら、力強い歌声を披露してくれた。

Edge of the Blade

おおっ、これも演るのか!! 『Frontiers』の中でも重厚なハードロックナンバーである。往年のファンを喜ばせる選曲だ。

そして…

Faithfully

ああ、これが個人的にJourneyのバラードではNo.1ソングだ。アーネルの歌唱も緩急のヒダが堂に入っていて、情感が豊かに伝わってくる…

Lights

ああ、これもいいなぁ…

スティーヴ加入後、初のアルバム『Infinity』の1曲目に収録され、それまでにプログレ的な作風から、POP的なアプローチがされた転機の作品だ。この曲をベストトラックに挙げるファンも少なくない。

Stay Awhile

ブレイク直前のアルバム『Departure』からのミドルテンポなナンバー。

そして、キーボード基調なナンバーだったので、そろそろかな…と思ったら、あの印象的な鍵盤の音色が…

Open Arms

ジャーニー最大のヒット曲で今日駆けつけた観衆も待ってましたとばかりに…「So now I come to you with open arms~」と大合唱…メンバーもそれぞれ晴れ晴れとした表情で演奏しきった…

そのまま、ジョナサンのキーボードソロに突入し…

Just the Same Way

このナンバーは『Evolution』収録のナンバーで前キーボードメンバーのグレッグ・ローリー同様、現メンバーのJonathan Caineがリードヴォーカルをとった。

Escape

大ヒットアルバム『Escape』のタイトルトラックである。本アルバムからは既に5曲目の選曲だ。やはり、メンバーにとってもファンにとっても、このアルバムは格別なんだろう…

Dead or Alive

畳み掛けるように『Escape』からのナンバー。会場の興奮は否が応でもあの曲を期待する…

Wheel in the Sky

おおっ、ここでそう来る?これも好きなナンバーだが。「Lights」と並び、Journey中期のナンバーでは代表的な楽曲だ。

そして、誰もが待っていたあのイントロが…

Don't Stop Believin'

今日居合わせた観衆は全て声を張り上げていただろう…観衆全体の波動が渦巻いて、ステージとの距離が一気に縮まった感じがした…

観衆全体が揺れ動いた5分間…

メンバーは手を挙げながら、ステージから消えていった…

まだあの曲もやってないなぁ…これもまだだなぁ…

などと思いながら…アンコールを煽る拍手の渦の中…

彼らはステージに戻ってきた。。。

大声援を浴びながら、さて、アンコールナンバーは…

切れ込むギターのリフとともにあのキャッチーなキーボードの旋律が!!

Be Good to Yourself

この日初めての『Raised on Radio』からの選曲だ。実はこのアルバム、かなり聴きこんだ作品なので収録曲から演奏してほしかったんだ…

観衆の「Be Good to Yourself! Oh,Oh,Be Good to Yourself」が場内に絶え間なくこだまして…

今晩のLiveは大団円を迎える…

掌が痛くなるほどの拍手・喝采を浴びながら…彼らは達成感に満ち溢れた表情で去って行った…

また…また観たいな…

充分なほど、期待したナンバーは披露してくれたと思うが、終わってみると、この曲も…あの曲も…聴きたかったと思うのだから、欲張りなものである…

また、明日からそのために頑張らないとな…

Journey Live at the Budoukan 3.11 2013
Set List

1.Separate Ways
2.Any Way You Want It
3.Ask The Lonely
4.Who's Crying Now
5.Only The Young
6.Stone in Love
7.Keep on Runnin'
8.Edge of the Blade
9.Faithfully
10.Lights
11.Stay Awhile
12.Open Arms
13.Just The Same Way
14.Escape
15.Dead or Alive
16.Wheel in the Sky
17.Don't Stop Believin'
(encore)
18.Be Good To Yourself



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いつも簡潔にまとめようと思いつつ、Liveレポはまとまりなく長くなってしまいます(苦笑)

ここまで読んで頂けた皆様に感謝です( ̄人 ̄)

さて、蛇足ながら、今回の記事でちょうど500件目の記事になります。

2006年12月にPlaylogにて、初めてブログなるものに手をつけてから早や6年と4カ月あまり…最近ではカメの歩みとなりましたが、これからもコツコツと続けていけたら嬉しいですね。。。

Stubborn Love / Kathy Troccoli (1982) [洋楽(80年代)]

ご無沙汰しております。

なかなか皆様のところにお伺いも出来ずに申し訳ありません。

個人的に怒涛の忙しさだった2月はあっという間に終わりをつげ、春の息吹とともに早くも3月を迎えました。

次第に暖かくなるのはいいのですが、花粉までセットで付いてくるこの季節…春の訪れを素直に喜べない自分がいます(笑)

慌しく日々が過ぎていきますが、やはり音楽を聴くことだけは怠らずに過ごしております。

そんなさなか、ちょっとだけ、記事更新の時間が出来たので、最近のお気に入りの音楽を紹介したく、久しぶりにキーボードを叩きました。。。


Stubborn Love

Stubborn Love

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Reunion/Zomba
  • 発売年: 1982
  • メディア: CD



Stubborn Love

1982年にリリースされたCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)系アーティスト、キャシー・トロッコーリの1stソロアルバムを最近入手したのですが、このアルバムの内容の素晴らしさに驚嘆し、何とか記事にしたいと強く思いました。

このジャンルの音楽は布教音楽のため、歌詞の内容は基本、神への信仰となります。しかし、この辺りで聴かれるサウンドの心地よさは、ボクの嗜好にマッチしたものが実に多いのです。

ボクは記事で曲の歌詞に焦点を当てることが多いので、この類の音楽はピックアップしにくいのですが、この作品はそんなことを超越して、陽の目を当てたいと思いました。

アルバム『Stubborn Love』に収録されているナンバーは緩急バラエティに富んだ楽曲に溢れていて、どれも本当に良くできてます。

また、1枚個人的エヴァーグリーンな1枚が見つかりました。

その中でもタイトルトラックであるこのナンバー。

初めて聴いたその日から、何度も何度も繰り返し、聴いてます。

ここまで心の真ん中を直撃された感覚は久しぶりです。

Stubborn Love

Caught again
信頼していた友人に
Your faithless friend
度重なる不実を受け
Don't You ever tire of hearing what a fool I've been?
自己嫌悪に陥ることは誰にだってあることよ
Guess I should pray
そんなとき神に祈ったって
But what can I say?
なんて声を掛ければいいか分からない
Oh it hurts to know the hundred times I've caused You pain
私だって、他の誰かに苦痛を与えたことなんて数え切れないほどあるわ
Though "forgive me" sounds so empty when I never change
でも心から変わろうと思わなければ、上辺だけの謝罪でしかないのよ
Yet You stay and say "I love you still"
だけどあなたはまだ私のところにいてくれて愛しているという
Forgiving me time and time again
まだ私を許すための時間をくれるというの

It's Your stubborn love that never lets go of me
私を突き放さないのはあなたのもつ揺るぎのない愛なのか
I don't understand how You can stay
私はあなたがどれほどの忍従をしているか分からない
Perfect love embracing the worst in me
あなたの無情の愛はどんな罪を犯した私をも包み込んでくれる
How I long for You - stubborn love
私があなたを本当に必要とするまで見届けてくれる - それが至上の愛なのね

Funny me
どこかおかしいの、私は
Just couldn't see
まともにあなたを見ることが出来ない
Even long before I knew You, You were loving me
私があなたを知る遠く前から あなたは私を愛してくれた
Sometimes I cry
時に私が泣き咽ぶときも
You must cry too
あなたはいっしょに涙してくれる
When You see the broken promises I've made to You
私があなたとした約束を破ってしまったときも
I saying that I'll trust You though I seldom do keep
いつも長続きしないけど、私があなたを信頼すると言ったら
Yet You stay and say You love me still
あなたは私を見据え、いつも愛していると言ってくれた
Knowing someday I'll be like You
いつか私もあなたのようになれるのかしら

It's Your stubborn love that never lets go of me
私を突き放さないのはあなたのもつ揺るぎのない愛なのか
I don't understand how You can stay
私はあなたがどれほどの忍従をしているか分からない
Perfect love embracing the worst in me
あなたの無情の愛はどんな罪を犯した私をも包み込んでくれる
How I long for You - stubborn love
私があなたを本当に必要とするまで見届けてくれる - それが至上の愛なのね

It's Your stubborn love that never lets go of me
私を決して突き放さない…それはあなたの揺るぎのない大きな愛
I don't understand how You can stay
どうして、あなたはこんな私にそんなにしてくれるのか分からない
Perfect love embracing the worst in me
どんな私もを受け入れてくれる そんな途方もなく大きな愛
And You never let me go
あなたは決して私のもとを去らない
I believe I finally know
私はようやく信じることにたどりつけた
I can't live without Your stubborn love
私はあなたのその揺るぎのない愛に支えられて生きていることをようやく知ったのよ


「Stubborn」とは頑固なとか手に負えないなど否定的な意味のようなのですが、ここでは肯定的な意味として表現する方がしっくりきました。

当然、歌詞中の「You」は神のことを指しているのでしょうけど、この歌詞を読むと親と子の関係、師と弟子の関係、友人との関係…人と人との様々な関係に当てはめられるな…と思いました。

ボクも一応、人の親なのですが、自分の子に対して、これほどの心構えでいられるか…

なんだか息苦しさの多い昨今、少しでもこんな気持ちになれるように心掛けたいと改めて思わせてくれるそんな歌のように聴こえました。

『Stubborn Love』
1. You're All I Need To Get By
2. Hand In Hand
3. All I Must Do
4. Stubborn Love
5. Lord I Need You Now
6. There's Still Time
7. Once In A Lifetime Love
8. It's The Small Things
9. It's Your Love
10. Love Of My Life

1年間ありがとうございました。 [ご挨拶]

あっという間に1年の最後の日になりました。

今年を表す字は『金』だそうですが、個人的には『忙』の一字が浮かんでは消えて…(笑)

なかなかコンスタントに皆様のところにお邪魔できずにすみません。

気がつけば、2012年は暮れようとしております。

2013年の抱負は『自分の大好きな音楽を発信したい』というライフワークを多く綴りたい…

2012年度の記事数を上回るのが目標です…(苦笑)


My Wish~マイウィッシュ~

My Wish~マイウィッシュ~

  • アーティスト: indigo blue
  • 出版社/メーカー: インペリアルレコード
  • 発売日: 2009/11/04
  • メディア: CD





青空に願いを込めて

どこまでも自由を目指すよ…

それでは、来年も皆様にとって、良い年になりますように。。。

It's Only Love / Marc Jordan [AOR]

またしてもご無沙汰しております…

なかなかコンスタントに記事を書ける状況ではないのですが、月1度くらいの記事ペースは自分を保つためにも発信したいと思っております。

そんな中、生存報告…ではありませんが、1ヵ月前の出来事を。。。

10月12日(金)

東京・丸の内にあるCOTTON CLUBでこんなの観てきました。

special_bruce.jpg

BRUCE GAITSCH & JANEY CLEWER's AOR TOKYO SESSION Vol.1
featuring MARC JORDAN
ブルース・ガイチ&ジェイニー・クルーワー AOR東京セッションvol.1
フィーチャリング・マーク・ジョーダン


実は8月16日に同じ場所でTony Scuitoの31年ぶりの来日公演を観たのですが、そのとき書いたアンケートが厳正なる審査の結果、当選しましたとのことで…

ミュージックチャージ:¥7,500はフリーでした(≧∇≦)

ご招待Liveの選択肢はいくつかあったのですが、その中でこの公演にしました。

理由はマーク・ジョーダンを生で観てみたかったのです。

どうやら、彼は今回は初来日だったとのことで…

MJ-1.jpg

彼の鼻にかかった独特の歌声は80年代から耳に焼き付いているのですが、この日、目の当たりにした等身大のMarc Jordanは自分がレコードから聴いていた声+いままでの人生を表したような格別な味わい深い声でした…

メインとして冠されているブルース・ガイチはマドンナの『ラ・イスラ・ボニータ』やリチャード・マークスの『ドント・ミーン・ナッシング』などを共作し、様々なアーティストの作品に参加しているギタリストで、ジェイニー・クルーワーはブルースの奥様であると同時に素晴らしいシンガーでもあります。が、彼らのオリジナルアルバムはほとんど聴いたことがありません。

したがって、当日、演奏されたナンバーも大半は知らないものでした。

この日もMarc Jordanで1番聴いたアルバム『Hole in the Wall』から、「Margarita」を歌ってくれたとき、この1曲だけでも聴きに来た甲斐があった…と思いました。

しかし、今回、紹介するのは当日演奏を期待したものの叶わなかったこのナンバーです。


A Hole In The Wall

A Hole In The Wall

  • アーティスト: Marc Jordan
  • 出版社/メーカー: AOR Heaven Classix
  • 発売年: 1983
  • メディア: CD



It's Only Love

この曲が『Hole in the Wall』の中でも特に好きです。

Robbie Buchananの奏でるエレピとErnie Wattsのサックスの絡みが最高です。



Baby as these days go by
ああ、時なんてものはあっという間さ
I can see that love is in your eyes
きみが愛を求めているのは分かっていた
You will need someone
きみは手を差し伸べてくれる誰かが
To take you by the hand
いないとダメなんだね
And make it alright
そして、きみはきみでいられるんだ

Life has left you innocent
奔放なままのきみがまぶしかった
You will need someone who
きみが他の誰かを必要とするまでは
Can defend you
きみの気持ちはよくわかる
You are so beautiful
きみはそれほど美しい
Don't you hide away inside yourself
きみはいまのきみのままでいてほしい
(※Chorus)
It's only love that I'm after
ようやく気づいた…それが愛なんだ
It's only love that I'm looking for
ぼくがずっと求めていた愛さ
Where is the love that I'm looking for
長年ぼくが追い求めていたものなんだ
It's only love that I'm after
いまになって気づくなんて
One day at a time
ある日、突然に
You are all I ever have in mind
ぼくの心はきみでいっぱいになっていた

You say you need someone who
きみはあなたが必要な人だと分かったと言ってくれたね
Clings to you and makes you feel like you're alive
きみが生きていると実感するのはあなたといるときだと
Makes you feel warm inside
きみを感じると心の中があたたかくなるんだ
To make you feel that love
それが愛なんだと
Is yours forever
そして、その愛はずっと続いていく

You are such a lonely one
きみが最愛の人さ
You will need someone
きみが求めていた人なんだ
Who can protect you
きみを守るのは他の誰でもない
Someone to hold on to
きみを包むのだって
Someone who can make
きみの夢を叶えるのは
Your dreams come true
ボクしかいないんだ
(※Chorus repeat)


最近のマークはJazzコンテンポラリーに傾倒していて、POP寄りのアプローチは鳴りを潜めているそうなのですいが、この日の夜の声は充分に胸に響きました。

やっぱり、音楽を聴くことは止められないなぁ。。。

Captain / Fools Gold (1977) [洋楽(70年代)]

ご無沙汰しております。

日々に忙殺され、気がつけば、あんなに暑かった夏もすでに終わり、秋風の沁みる夜がすっかり当たり前になっておりました…(苦笑)

なかなか皆様のところにも伺えずに失礼しております。。。

実は今回取り上げる曲、前回の記事のSilverと同時期に出逢いました。

Silverだけでなく、こんな素敵な音楽もあります…とすんなり続くつもりが…



タイミングがかなりずれてしまいました(大汗)

数ヶ月遅れで…ようやく…ようやく陽の目を当てることが出来ました。


Mr.Lucky

Mr.Lucky

  • アーティスト: Fools Gold
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売年: 1977
  • メディア: CD



1. Sweet Country Air
2. I Can Hear the Whistle Blow
3. Wouldn't I Love to Love You
4. Runnin' and Hidin'
5. Fly Away
6. Gypsy Brew
7. Mr.Lucky
8. Where Did Our Love Go Wrong
9. Captain

Fools Gold Are:
Denny Henson - Vocals,acoutic and Electric Guitar
Tom Kelly - Vocals,acoutic and Electric Guitar
参加ミュージシャン:
Drums:Jeff Porcaro
Bass:Mike Porcaro
Guitar:Waddy Wachtel,Doug Livingston,Andrew Gold
Keyboard:David Faster,David Paich,Bill Champlin
Sax:Colin Tully,Mel Collins,Tom Scott
Others:Dan Fogelberg,Keith Olsen


この作品は1977年にリリースされたフールズ・ゴールドの2ndでラストアルバムである。

彼らの前身がダン・フォーゲルバーグのバックバンドだったことやデビュー作である前作がグレン・フライやジョー・ウォルシュがプロデュースに関わったことで、かなりの注目を浴びたが、商業的にはほとんど成功しなかった。
しかし、この作品が根強い人気を誇り、今日、我々の耳に届けられる結果となったのは、核となるトム・ケリー、デニー・ヘンスンという稀有なソングライターがこのグループにいたおかげだろう。

特にトム・ケリーはグループ消滅後、様々な活動を経て、ビリー・スタインバーグというパートナーとソングライティングチームを組み、80s洋楽ファンなら知らないものはいない次の曲を手がけていることで有名だ。

Like a Virgin / Madonna
True Colors / Cyndi Lauper
Alone / Heart
So Emotional / Whitney Houston
Eternal Flame / Bangles


実に5曲もの全米No.1を輩出。作り出すナンバーのドラマ性はトム自身のハイトーンヴォイスを彷彿させ、その大半が女性ヴォーカルによって、表現されている。挙げた中ではTrue ColorsとAloneが特に好きだった。。。

1stではウエストコーストやカントリータッチな楽曲が中心だったが、このアルバムではROCK色を強め、80sを一世風靡したトム・ケリーの原点ともいうべき、瑞々しくも力強い楽曲を聴くことができる。

その中でもとりわけメッセージ色の強いこのナンバーを。

『Mr.Lucky』の最後を飾るナンバーで、Fools Goldとしてもラストナンバーである。

Captain



Stopped for a rest on the south coast of Maine
オレはメイン州の南海岸で一息ついた
I was tumblin' my way to adventure again
再び冒険へとその歩みを踏みだしていた
Searching for treaures that never were there
訪れる場所でしか見れないそれぞれの宝物を
And for rainbows that never appeared
他では決して見ることのできない虹ってヤツを求めて


And there was a man on this musty old pler
このカビ臭い古ぼけた桟橋で男がひとり
Cooking his catch and drinking his beer
釣った獲物を捌いて料理し、ビールを飲んでいる
My pride stepped aside, I approached him in fear
オレはプライドもかなぐり捨てて、男に近づいていった
Captain, I'm Hungry and cold
キャプテン、オレはいま空腹で寒い

Captain, I'll take your advice
キャプテン、オレはどうしたらいい?
Treasure what's already mine
オレはすでに何かを手に入れているのか?
I been reachin' for pearls that are out of my sight
オレは気づいていないだけで宝になりえるものを得ているんだろうか?
Captain, I'll take your advice
キャプテン、教えてくれ

He turned around without lookin' at me
彼はオレを気にするそぶりもなく、振り返った
And through all of his whiskers,a smile I could see
そして、髭で覆われたその顔の表面に笑みが浮かぶのが分かった
And through the smolderin' fire, I heard him whisper to me
調理が終わった残り火がくすぶる向こうで、オレにこう言ったんだ
'Set you down,boy,we've stories untold'
まあ、焦らずに座りなよ、ボーイ。老いぼれの独り言と思って聞いてくれ

He filled up my belly with fish,chips and beer
彼は釣った獲物の魚やポテトチップやビールをオレに与えて、空腹を満たしてくれた
And told how he'd battled the sea most his years
彼の人生そのものである海との闘いの多くを語ってくれたんだ
And while diving for pearls that were out of his sight
自分が真珠という宝に目を奪われ、捜し求めているうちに
The deep took the day from his eyes
深海は自分から、他の全ての光を奪ってしまったのだと…


(Chorus)
Captain,I'll take your advice
キャプテン、分かったよ
Treasure what's already mine
宝ってヤツは今を生きる自分の中にすでにあるってこと
I been reachin' for pearls that are out of my sight...
オレは先の方ばかりを見ていたんだ…

(Chorus Repeat)


アコースティックなインストにデニーとトムの美しいハーモニーが聴く側の心をとらえて離さない。

そして、後奏の部分の今まさに夜明けを迎えんとする情景を想起させる余韻が実に印象的。

一攫千金…夢見るものにとっては魔性的に魅力なのだろうが、その代償は自覚症状がないほど大きいものだ…

今後、自身が80年代にあれほどの成功を収めるとは当時はまだ夢想だにしていないだろうが、自分の足元をしっかり見つめていく先の道筋のようなものが、すでにこのとき、トム自身には見えていたのかもしれない…

Wham Bang(Shang-A-Lang) / Silver (1976) [洋楽(70年代)]

Wham Bang(Shang-A-Lang) 邦題:恋のバンシャガラン

素っ頓狂な邦題がともすれば聴く気を削ぐような感じもするが、初めて聴いたその日から、その妙なグルーヴが当分の間、頭の中を離れなくさせたナンバーである。

こういうナンバーをバブルガムミュージックというらしい。初めてそんなジャンルがあるのを知ったのもこのナンバーのおかげである。

さて、この曲を輩出したSilverなるバンドは1976年に唯一のアルバム『Silver』を残したアメリカ出身の5人組。

メンバーの中にあのイーグルスの創設メンバーであるバーニー・レドンの弟、トム・レドンがいることで、当時ウエストコーストミュージックファンの間ではそれなりの注目を浴びたらしい。

早速、このアルバムを聴いてみると、「恋のバンシャガラン」はアルバムの中で極めて異色なナンバーであったことがわかる。

アルバム全体としてはウエストコーストサウンドの色がかなり濃い。このアルバムでバブルガムミュージックとは…と思っていたボクをいい意味で裏切るような味わい深いナンバーばかりだった。


シルヴァー・ファースト

シルヴァー・ファースト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 1976 Autumn
  • メディア: CD



1.Musician(It's Not an Easy Life)
2.All I Wanna Do
3.Memory
4.No Wonder
5.Trust in Somebody
6.It's Gonna Be Alright
7.Climbing
8.Wham Bang(Shang-A-Lang)
9.Right on Time
10.Goodbye,So Long

今回、記事のメインにしたM-8以外にもM-1、M-2、M-3は特にオススメ。




Wham Bang(Shang-A-Lang)



Starry nights, sunny days
星降る夜、よく晴れた日、
I always thought that love should be that way
愛ってこういうものなんだって、いつも思っていたんだ
Then comes a time that you're ridden with doubt
ところが突然そんな思いを疑わざるを得なくなった
You've loved all you can and now you're all loved out
無限に思っていた愛ってヤツには限りがあって、気がつきゃ自分の器はもう空っぽだったんだ
Oooh-oooh baby, we've been a long, long way
ああ、今まで長い道のりを歩んできたのに
And who's to say where we'll be tomorrow
明日、ふたりがどこにいるのかも分からなくなってしまった
Well my heart says, no
心ではNoと言っているのに
But my mind says, it's so
からだには染み付いている
That we've got a love
オレたちの愛
Is it a love to stay
そうして堂々巡りを続けていくのだろうか

[Chorus]
We've got a wham, bam shang-a-lang
オレらはいつだってアタフタ、バタバタしている
And a sha-la-la-la-la-la thing
人生ってそんなもんだろう
Wham bam shang-a-lang
今日もあくせくしている
And a sha-la-la-la-la-la thing
だから人生って面白いんだ

Looking at you I wanted to say
きみをちゃんと見据えながら、言いたかったんだ
I think a little emotion goes a long, long way
ちょっとした感情がずっと積み重なっていくんだと思う
Careful now don't get caught in your dreams
きみの夢に囚われすぎて、足元をすくわれない様にな
Look out baby this is not what it seems
用心しなよ 物事は見かけどおりってわけにはいかないんだ
Oooh-oooh baby, you've been so good to me
ああ きみはオレには最高のヤツだった
But please don't make it what it's not
だから 今までのふたりの像を変えてしまわないでおくれ
Well, I thought we agreed on what we need
ふたりが求めているものが同じなんだと信じたいんだ
So listen to me and I'll tell you what we've got
聞いてくれ、ふたりの築いてきたものはお互いの気持ちなんだと

[Chorus Repeat]

I think you're seeing what I'm saying
オレの言っていること、きみに伝わったよね
'Cause I hear you singing to the tune I'm playing
オレの奏でる旋律にあわせて、きみが歌っているのが聴こえるよ
Now that it's said and we both understand
これ以上言うことはもうない お互いにもう全てがわかったんだ
Let's say our goodbyes before it gets out of hand
本当にすれ違ってしまう前に二人の関係にさよならをしよう
Bye, bye baby, I'd really like to stay
バイバイ、本当はずっと一緒にいたいけど
But we'll remember the best time in our lives
いまが最高のときなんだと思い出す日がいずれ来るだろう

[Chorus Repeat]



Whamという言葉は『ドン』、『ガシン』とかする擬音のことを言う。

80年代に一世を風靡した二人組が自分たちの名称にこの言葉を用いていたが、さて、ガツンといこうぜみたいな意味でつけたんだろうか。今更、本編とは関係の無いところで、その由来を考えてしまった…

今回の対訳ではWhamを『バタバタ、アタフタ』としたが、前後の関係から、何となく感覚的にそんな表現を思いついた。

まあ、人生ってヤツは結局のところ、いくつになってもそんな風に過ごしていくものなんだろう…

スローなDarlingにしてくれ(I Want You) [洋楽×邦楽]


角川映画主題歌集

角川映画主題歌集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2011/01/26
  • メディア: CD



先日、PLAYLOG時代の友人と会合をした。

そこでは、暗黙のうちにそれぞれが最近、旬である音楽のネタを持ち寄るのが通例となっている?

その中に、ひさしぶりに聴いたコレがあった。

スローなブギにしてくれ(I Want You) / 南佳孝


この曲、最初に聴いたときから、琴線に触れるんだよなぁ。。。

後日、通勤中にこの曲を聴きながら、長年思い続けてきたことを呟いてみた。

「いま、南佳孝の「スローなブギにしてくれ(I Want You)」を聴いている。これはきっと、Abbey Roadの「Oh! Darling」と「I Want You(She's So Heavy)」を掛け合わせてるんだろうな…」

結構、反響があった(笑)


Abbey Road

Abbey Road

  • アーティスト:The Beatles
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 1969/9/26
  • メディア: CD




Oh! Darling / The Beatles


「Oh! Darling」と、「スローなブギにしてくれ(I Want You)」はボクの中でいつも同調する。

そして、冒頭の「I Want You!」は、同じアルバム(Abbey Road)に収録されているジョンのあの曲のフレーズから拝借してきたのではないかな…

I Want You(She's So Heavy) / The Beatles


作詞家の松本隆さんと南佳孝さんがどこまで示し合わせたのか…ホントのところを聞いてみたいものである。

Ask Me to Say,"I Do"(And I Will) - David Pomeranz (1981) [AOR]

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ザ・トゥルース・オブ・アス(涙のくちづけ)(紙ジャケット仕様)

ザ・トゥルース・オブ・アス(涙のくちづけ)(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド
  • 発売日: 2006/12/20
  • メディア: CD



先日、久しぶりに聴いていた中から、今日はこのアーティストを。。。

1981年に発表されたデヴィッド・ポメランツの名作アルバム『The Truth of Us』

ビリー・ジョエルを思わせる旋律だが、そのようなピアノを基調としたナンバーは大好物だ。

このアルバムにはバリー・マニロウに提供した「The Old Song」が収録されているが、個人的なベストトラックはコチラ。

Ask Me to Say,"I Do"(And I Will)




I was a runner - never let a woman own me
ボクはずっとひとりで気ままに過ごしていたかった…特定の女性なんか必要はなかったんだ
Went from one to the other
次から次へと相手を乗り換えて
Duckin' the chains of matrimony
婚姻関係というのは鎖のようなもので無縁のものと思っていた
But all that runnin' around
だけど、そんな日々を繰り返していたボクが
Never could match the pure joy I found
ようやく幸せだと素直に感じる相手に出会ったんだ
When I met you
そう、君と出会った瞬間さ
I knew I was settlin' down
ボクは安住の地というものの意味を初めて知ったんだ

(*Chorus)
Ask me to say,"I do"and I will
"いっしょにずっといよう"と言って欲しい、その通りにするから
I wanna stay with you and have my fill
きみとともに人生を歩みたいんだ、そうすればボクは満たされるんだ
Of happiness every morning
朝が来るたびに幸せな気持ちになれる
Wakin' in love beside you
きみの横で目覚めることでこれほどの愛を感じるなんて
Ask me to say,"I do"
"ずっといっしょにいてくれ"と言って欲しい
And I will
そうするしかボクにはないんだ
Yes I will
もちろんOKなんだから

I was so certain a woman would steal my freedom
女性はボクから自由を奪うものなんだって思っていた
My defenses were workin'
だから防衛本能が働いて
Overtime everytime I'd meet'em
いつも、どんなときも、決して心は許さなかったんだ
But your sweet eyes made me see
でも、きみの愛にあふれた瞳を見たら、そんなことどうでもよくなった
My mind must've been playin' games with me
これまでボクはただ本当の気持ちから目をそらしてきただけなんだって
'Cause girl I'm in love
だって、ボクはきみに恋したから
And I never felt so free
こんなに気持ちが解放されたことはなかった
(*Chorus Repeat)

Yes-you know I will
もちろん、僕がOKなのは分かっているはずだろう

Just can't begin to tell you how it feels
ボクのこの気持ちは言葉じゃ言い表せない
To finally find someone who makes
ついにきみという女性に出逢ってしまったんだから
My heart go tender
胸の鼓動が止まらない
Oh I surrender
もう、ボクはきみに完全に参っているんだ
(*Chorus Repeat)

Woa yeah
そりゃ、もちろんね



まあ、気ままに暮らしたい…という男の気持ちもわからなくもないけど…(笑)

Heartache - Leslie Smith (1982) [AOR]


ハートエイク (生産限定紙ジャケット仕様)

ハートエイク (生産限定紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド
  • 発売日: 2012/07/18
  • メディア: CD



ついに来た。

この作品を入手することが出来る。

『Heartache』 - Leslie Smith

契約上の問題で長らくCD化されていなかったが、ついにその問題もクリアし、めでたくリイシュー(再生産)される運びとなった。

レスリー・スミスは知る人ぞ知る白人黒人の混成グループ、Crackin'(クラッキン)に在籍していた。

レスリー自身は黒人だが、そのヴォーカルは熱すぎず、冷めすぎずの絶妙なテイストを誇り、Soulというよりは白人寄りのサウンド:AORとして語られることが多い。

クラッキンはまだAORなどというジャンルが存在しない1970年代中盤から後半に掛けて、アーバンメロウな作品を連発し、今となっては伝説的なグループとなっている。

そのクラッキンから、レスリーのソロ作品に行き届いたのだが、これがまた入手困難で大変難儀した。80年代にレンタルしたレコードの音源をカセット→MD→デジタル化で繋いで、今日までこの作品を聴いてきた。

周辺の名盤と呼ばれているものは続々とCD化され、本作も…との期待をよそに何年経過しようと、まったく実現に見通しも立たず…

それが今年になって、忘れた頃にまさかまさかのCD化実現の報に出会うことが出来、感涙に堪えない。

SHM-CD化とのことでどれだけクリアな音になったのか…

鮮明な音質になって、今まで聴こえていなかった音が拾い出されるのか、興味は尽きない…

1. It's Something
…ブレンダ・ラッセルとデヴィッド・フォスターの共作でブレンダが1983年に発表したアルバム『Two Eyes』でもセルフカバーしている。メロウという言葉はこの曲のためにあるようなアーバンソウルナンバー。
2. I'm on the Outside Looking In
…実はこの曲がアルバム中で1番気に入っている。70年代ソウルテイストがふんだんに散りばめられていて、聴いていて、何だかとても穏やかな気持ちになれる。 と思ったら、やはり60sクラシックスのカヴァー。
3. Before the Night Is Over
…Rolling Stonesの「Gimme Shelter」での参加で有名なメリー・クレイトンとのデュエットナンバー。メリーとレスリーの華やかな掛け合いが周囲の色取りを明るくしてくれる。
4. Don't Shut the Door(On My Love)
…自分の愛に戸は立てられない…という内容か。この曲なんかはAORというよりはソウル・ミュージックに近いのではないか。適度なグルーヴ感と前に出過ぎないホーンセクションの味付けがすばらしい。
5. Dream On
…アルバム中では陽気というか晴れやかな雰囲気を感じさせる。そう雨上がりの夕方みたいな…聴いていると爽やかな風がからだを駆け抜けていく。
6. Nothin' You Can Do about It
…AORファンにはお馴染みのエアプレイ『ロマンティック』収録のアップナンバー。Manhattan Trasferや作者であるDavid Fosterもセルフカバーしており、本曲の当時の人気の高さが窺える。
7. Love's a Heartache
…ネッド・ドヒニー作のミドルテンポなナンバー。ネッド特有の中性的な雰囲気が漂う。その本人がアコギで参加している。
8. Do You Still Remember Me
…TOTOのナンバーの雰囲気が漂うタイトなリズムにサビの部分でふっとソフトに転調する部分が秀逸。
9. If You're in Love
…アルバム最後を飾る出色のバラードナンバー。イントロから、翳りのあるエレピの音色にレスリーの声があまりに自然に寄り添う。


7月18日が待ち遠しくて仕方がない。
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