Eagles Live Report@Tokyo Dome 2011.3.5 [ＬＩＶＥレポ]
2011年3月5日…
朝からカラッとした太陽の光が全身に降り注ぐ…
今日…ボクは４人のならず者たちを観に行くんだ…
''イーグルス''
こんなに待ちに待ったライヴは久しぶりだ…
彼らの来日公演が報じられたのは昨年の11月中旬。
その第一報を聞いた時はあ、イーグルスが来るんだ…
何故か気持ちが上がらずにいた。
１度観ただけで完結した気になっていたのか…当時の自分に余裕がなかったからなのか…
しかし、来日公演の情報が各紙で取り上げられ、チケット発売中との文字を目にするたびに自分の中でふくらんでいくモノを感じた。。。
これでいいのか…もう２度と観れないかもしれない…
自問自答は年明けまで続いた…
そして、２０１１年１月某日…通勤途中で流れてきたイーグルスのナンバー「Wasted Time」…
残された時間は限られているんだ…脳内で別の声が聴こえてきた…
当日、チケットを取った。
もう迷うことなど何もない…
あとは３月５日まで、日々頑張るだけさ…
そして当日…
太陽の光を背に受けながら家を出たボクは…
地下鉄駅を下車し、ほどなく東京ドームを眼前にしていた…
ドーム内はもうすでに彼らの音楽に触れるために大勢の人たちが集っていた…
周囲から漂ってくる期待感…高揚感…全てが伝播して、大きなうねりをあげて場内を渦巻いているような錯覚に捉われた。
当日は１７時開演…
その頃、ボクの体内の高揚感はメーターを振り切っていた…
１７時からの１分１分が１０分にも２０分にも感じられた…
フッ…
会場の照明が落とされた。。。
だいぶ、日は長くなっていたドーム内にはまだ幾分かの陽が差し込んでいた…
薄明かりの中、ステージ上に蠢くひとつひとつの影…
次の瞬間、４人はボクらの眼前に現れた。
…There are stars in the southern sky…
'' Seven Bridges Road ''
挨拶代わりに南の空からやってきたかの如く、４つの星がボクらの頭上に降り注いだ…
それぞれの星は声という形に変えて、ボクらへと…
沸き起こる大歓声に更なる力を得たように、４人のならず者の翼（ハーモニー）はどこまでも羽ばたいていく…
ウォーミングアップは完了（実際にオープニングナンバーは全盛期もハーモニーの調整で舞台裏でよく歌われていたナンバー）…ということか…
Hello! TOKYO！ Great to Be Back! このナンバーは確かに挨拶変わりにはもってこいだ。
続いての曲は最新アルバムからの''How Long''
イーグルスと関係の深いJ.Dサウザー作のナンバー、ここで早くもグレン・フライとドン・ヘンリーの掛け合いがこだました…イーグルスの原点とも言えるカントリー・ロック・サウンドだ…
そして、次にスポットを当てられたのがベースのティモシー．Ｂ．シュミットだ…
''I Don't Want to Hear Anymore''
これも最新アルバムからのセレクトだ。
もうすでに還暦を迎えたとは到底思えないトレードマークである長髪を携え、ハートウォーミングなこのナンバーを優しくソフトに歌い上げる…
タイトルとは裏腹にいつまでも聴き続けていたい心地よさがドーム全体を充満にした。
さあ、次のナンバーだ…
照明がパッと一人の男に注がれる…あるサポートメンバーのようだ…
哀愁漂うトランペットのソロが鳴り響く…これは何のナンバーなのだろう。
それとも何かの趣向なのだろうか…
トランペットの音色がそろそろ終焉に近づいて、観衆が固唾を呑んでいると…
ステージのバックにいきなり映し出された一つの写真…
''！！''
えっ、もうこの曲を演るのか？
そう…次のナンバーは…
''Hotel California''
ドン・フェルダーが奏でていたあの１２弦ギターのイントロは、いまや第５のメンバーと言ってもいいサポートバンドの看板ギターリスト、スチュアート・スミスの指から奏でられる…
気がつけば、ドン・ヘンリーは本来の位置であるドラムの方へ…
官能的なイントロが終り、タンタンとドラムのアクセントが入った後…
ドン・ヘンリーの声帯から放たれる渋く乾いた「On a dark desert highway, cool wind in my hair」の声…
ああ…沁みるなぁ… ここで場内のテンションは最高潮。
イーグルス最大の傑作であると同時にその道程に終止符を打つきっかけとなった。メンバーにしてみればイーグルスとして立つ以上、生涯逃れられないナンバー…
心配していた後半のツインリード部のジョー・ウォルシュとスチュアート・スミスの息もピッタリだ。
大勢が固唾を呑みながら見届けた後奏も終わり…
原点回帰とばかりに初期の名曲…
''Peaceful Easy Feeling''
グレン・フライの横でストリングベンダー付きのテレキャスを弾く創設メンバーのバーニー・リードンが見えた気がしたのは錯覚だろうか…
ここで、グレン・フライがステージ左サイドのキーボード前の腰掛け…あの印象的なイントロが…
解散間近というのが当時の暗黙だったというイーグルス最後のスタジオ録音盤『The Long Run』に収録されているバラードナンバー。
入手当時は一番のお気に入りのナンバーだった。
ティモシーのメランコリックな歌声は聴くものに安らぎを与える…
そして、また1stから…
''Witchy Woman''
1stの中では後のRock色に傾倒していく彼らを暗示しているようなナンバー。
いつ頃から、彼らには''魔女のささやき''が降りてきていたのだろう。
うねるようなメロディにドン・ヘンリーの歌声がよく絡み合う。
中間のMCは大方、グレン・フライが話していた。どうやら、彼がイーグルスのスポークスマンらしい。
もうひとりの要であるドン・ヘンリーはちょっとはにかんだような表情を浮かべ、後ろでドラムスティックを持ち、腕組みをしながら、グレンが話すのを見守っていた…
さあ、次は…
爽やかなアコースティックサウンドが耳をくすぐる
そして、マンドリンの音色もより一層の清涼感を印象付ける…
''Lyin' Eyes''
…カントリータッチのソフトなメロディにグレンの優しい歌声が響く…ああ、これも聴きたかった。
You can hide your lyin' eyes…
これぞイーグルスなコーラスが五感に沁みわたる。。。６分強の長尺なナンバーだが、いつまでもこの曲には終わらないで欲しいと思わせる魔力がある…
…照明が落ちた曲間…
パッとスクリーンにモノクロのある景色とともに…TiTiTi…遠い記憶の先にあるあのドラムのハイハットの打たれる音…
ギターがアクセントとなり、８０ｓ然としたあのシンセ音が飛び込んできた…
思わず、「おおっ」声が出てしまった。
Don Henleyが1985年にソロとして大ヒットさせた
''The Boys of Summer''
個人的なハイライト第一弾はここだった。
スクリーンには何度見たか分からない…モノクロタッチのＰＶ…1995年の来日公演では聴いた記憶がない。
オレはここで１０代のあの頃に完全に戻っていた… ドンの歌声とともに追憶の時間が過ぎて行く…
次はソリッドなギターが空間を切り裂く…
''In the City''
…今までどちらかというと控えた雰囲気でギターを弾いていたジョー・ウォルシュがフィーチャーされたストレートなロックンロールナンバー。
ジョーのヴォーカルは未だ驚くほど力強かった。
『Hotel California』から参加したジョー・ウォルシュはいわばそれ以前のイーグルスとの決別を完全に促した象徴とも言える。
彼の奏でるギターのリフは当時のメンバーの心を鷲づかみしたという…
''The Long Run''
…ここで一時代を築いたイーグルスは終わった。メンバーにとっても、ファンにとっても複雑な心境の甦るナンバーなのではないのだろうか…
バンドの実働は７年…
外から見た限りではあまりに早い結末であったのだが、メンバーにとってはとてつもなく長い道のりだったのか。
歌い終えたドン・ヘンリーが初めてＭＣとして登場。
「ここでちょっとブレイクを取るよ。キミたちもちょっと休みたいだろう？」
そう、今日は２部構成なのだ。このときはまだ１８時を少し過ぎたところ…
………
１８時２５分過ぎに再び４人はボクらの前に現れた。
観衆は１部で帯びた余熱がまだ冷めそうもない…
最新アルバムからのリードトラック…
''No More Walk in the Wood''
１部のオープニング同様、彼らは声で観衆に魅せた。
ドン、グレン、ジョーの３つの声がらせん状に場内にこだまする…その時、最新アルバムを聴き込んでこなかったことを悔やむ自分がいた…
続けて、
''Waiting in the Weeds''
''No More Cludy Days''…
きっとアルバムを繰り返し味わっていれば、より聴こえ方の深みも増したはず…
次はヘル・フリーゼス・オーヴァー（ありえない）はずの再結成という奇跡が起きた１９９４年にリリースしたアルバムに収録された新曲のひとつ
''Love Will Keep Us Live''
…ティモシーがリードを取るハートウォーミングなナンバーだ。ティモシーはメンバー間のいい意味での緩衝材なのではないか…彼の甘く優しい歌声を聴きながら、そんな想像を膨らませていた…
グレンが紹介する…「ボクらが初めてＮｏ．１を獲ったナンバーを次に演奏するよ！」
''Best of My Love''…
あのえもいわれぬアコースティックなイントロが始まる…
繰り返しになるが、この頃、言わばバンドとして過渡期で…よりハードエッジなサウンドにシフトをしようとし、デビュー以来のプロデューサーであるグリン・ジョンズとも決別した。
そのグリンの置き土産…皮肉にもそれが彼らの次の扉へ導いたターニングポイントとなるナンバーだった。
身震いがした…ドンの歌声に寄り沿うハーモニーが…''我が愛の至上''はどこまでも心に沁みこんでいった…
「次の曲は初めてミリオンディスクとなったナンバーだよ！」
''Take It to the Limit''
…ボクが一番生で聴きたかったナンバーだ…ここが第２のハイライトだった。
このナンバーを稀代の名曲に仕上げたランディ・マイズナーはいない…今はグレン・フライが歌う。
それでもボクはこのナンバーが聴きたかった。とにかく聴きたかったんだ…
４人は横一列に腰掛け、さあ、始めるかと…言わんばかりにリズムを取り始めた…
グレンに合わせたキーでイントロが奏でられ始めた。ファンに言わせればこれは違う曲だと言うかもしれない…
それでもボクは沁みた…
「Take It…」とブレイクする箇所には何度もゾクゾクさせられた…
…
スクリーンにはどこまでも広がる砂漠の画像が映し出された…
''Long Road Out of Eden''
最新アルバムのタイトルトラックである。
重厚な緊張感を漂わせるキーボードのイントロ…
１０分を超えるナンバーなのだが、観衆は手に汗を握りながら、かみ締めるように歌うドンの声に耳を傾けていた。この曲は現代社会に対する疑問を自らに問いかけているメッセージ色が強いナンバーだ。
曲調はまるで違うのだが、聴く側に重いメッセージを伝わらせているのは、
当時、カリフィルニア文化はもはや退廃的だと訴えた「Hotel California」を意識しているのだろうか…
次はジョーのいたバンド、James Gangのナンバー
''Walk Away''
…もうイーグルスのLIVEではお馴染みのナンバーらしい…
縦揺れのギターのリフに続いて、ジョーのエネルギッシュなヴォーカルがこだまする。ジョーの声を聴きながら、CCRのジョン・フォガティを思い出していた。
そして、いきなりあの官能的なベースラインが聴こえてくる…
''One of These Nights''
これも聴きたかったんだよなぁ… 邦題：呪われた夜…
ただ、前曲とのつなぎがスムーズではなく、いきなり始まった感がした。
申し分がない腕前だとは思うのだが、スチュアート・スミスのギターでは感覚的に物足りない気がして…
このナンバーについてはやはりドン・フェルダーのギターで聴きたかった…
……
ここで、その存在をアピールするかのようにジョー・ウォルシュが観衆に合唱を促す…
「Yeahhhh!!」「Aahhhh!!」「Uuh!」
ジョーはとってもお茶目なようだ…
そして、印象的なギターのリフのイントロが…
ボクが唯一知っているジョー・ウォルシュのソロナンバー…
''Life's Been Good''
ジョーがギターを弾き、歌う。今は何の気兼ねもなく楽しそうに…
本来、音楽ってそうしたモノだよな…
お次はなんだろう…
不穏なベースラインに共に無機質に叩かれるシンセの音…
またしても、ドン・ヘンリーのソロナンバー
''Dirty Laundry''
バックスクリーンには「Please Stand Up」の文字が…
そして、タイトルの通り、スキャンダラスな映像が浮かんでは洗濯機の中でかき回されているような画像が…なかなかの演出だ…
このナンバーはイーグルス解散後、初めてリリースしたドン・ヘンリーのソロシングル。
いわば、イーグルスは終わったんだと決別を告げた節目のナンバー。
しかし、このナンバーの代わりに今の彼らの姿を肯定する意味でも「The End of the Innocence」が聴きたかったというのは贅沢な話だろうか…
…この後、会場のヴォルテージは一気に高揚していった
ジョーの所属したバンド、James Gangの
''Funk 49''
続いてはイーグルス最後のNo.1ヒットでグレンの声がハードにこだまするロックンロールナンバー
''Heartache Tonight''
当時のイーグルスの行く末を暗示したかのようなハードチューン
''Life In The Fast Lane''
グレンが… ティモシーが… ジョーが… ドンが…
各々のパートを全開にこなし、一気に突き抜けていった…
ここで一旦、メンバーはステージを後にする…
拍手は鳴り止まない…
そう…観衆はまだ待っていた…
これで終わるはずがない…
はちきれんばかりのアンコールの拍手の渦の中…
彼らは戻ってきた…
「トキオー！！」
メンバーがそれぞれの立ち位置につき、本日、いくつめの相棒を肩にかけたのか分からない…
グレン・フライがメンバーの紹介をする。懇切丁寧に、それぞれの出身地まで…
ベースのティモシー.B.シュミットに自身の紹介を託し、最後に…「on Drums …My Friend…Don Henley!!」
''My Friend''という形容を用いたのはドン・ヘンリーに対してだけだった…照れくさそうなそぶりで大観衆に手を振る。
１９８０年イーグルスが解散し、その後、グレンとドンは５年間１度も口をきかなかったという…
それだけ、グレンとドンが互いに互いを特別な関係と意識していたことが分かるエピソードだ。
今は皆に胸を張って「オレの親友さ」って言い放てる…何だかこちらも嬉しくなってきた。
…そして、だれもが口ずさめるあのナンバーのイントロが流れてきた。。。
''Take It Easy''
耳をつんざくばかりの歓声が上がった…
イーグルスの原点とも言えるこの曲…観衆はみな自然に口ずさんでいた…
そう、誰もがこの曲をイーグルスとともに歌えることに満足感を感じていた…
このままあの曲に行くのか…
Take It Easyのコーラスが続いている中…
ハードなギターのリフが…
ジョーだ！！
ジョーのスライドギターが限りなく耳当たりがいい。。。
''Rocky Mountain Way''
これもジョーのソロナンバーだ。。。
ジョーがここまでフィーチャーされるとは…
トーキング・モジュレーターを用いて歌うジョーの表情が豊かだ…
２曲のアッパーチューンで大観衆を虜にした後。。。
…ステージ上にたった一人の男をライトが照らされた…
''ドン・ヘンリー''
この場にいるみんながすべてわかっていた…
このあとに唄われるナンバーを…
鍵盤が静かに一音に一音を空気に乗せて、ボクらへ届ける…
''Desperado''
自らを「ならず者」と称し、孤独に慣れて、その殻から出ようとしない男の話…
…一人も気楽でいいだろうけど…
Let somebody love You...
Before It's too Late...
きっと会場でこの歌を聴いていた人たちは様々な立場で聴いていたことだろう…
でもやっぱり共感しあえる仲間と聴けたことが何よりうれしかった…
それを改めて感じることができた…
そんな…そんな夜だった。
また会いに行こう…この次は迷うことなく…
彼らが去ったステージ上を見つめながら、そう思った…
朝からカラッとした太陽の光が全身に降り注ぐ…
今日…ボクは４人のならず者たちを観に行くんだ…
''イーグルス''
こんなに待ちに待ったライヴは久しぶりだ…
彼らの来日公演が報じられたのは昨年の11月中旬。
その第一報を聞いた時はあ、イーグルスが来るんだ…
何故か気持ちが上がらずにいた。
１度観ただけで完結した気になっていたのか…当時の自分に余裕がなかったからなのか…
しかし、来日公演の情報が各紙で取り上げられ、チケット発売中との文字を目にするたびに自分の中でふくらんでいくモノを感じた。。。
これでいいのか…もう２度と観れないかもしれない…
自問自答は年明けまで続いた…
そして、２０１１年１月某日…通勤途中で流れてきたイーグルスのナンバー「Wasted Time」…
残された時間は限られているんだ…脳内で別の声が聴こえてきた…
当日、チケットを取った。
もう迷うことなど何もない…
あとは３月５日まで、日々頑張るだけさ…
そして当日…
太陽の光を背に受けながら家を出たボクは…
地下鉄駅を下車し、ほどなく東京ドームを眼前にしていた…
ドーム内はもうすでに彼らの音楽に触れるために大勢の人たちが集っていた…
周囲から漂ってくる期待感…高揚感…全てが伝播して、大きなうねりをあげて場内を渦巻いているような錯覚に捉われた。
当日は１７時開演…
その頃、ボクの体内の高揚感はメーターを振り切っていた…
１７時からの１分１分が１０分にも２０分にも感じられた…
フッ…
会場の照明が落とされた。。。
だいぶ、日は長くなっていたドーム内にはまだ幾分かの陽が差し込んでいた…
薄明かりの中、ステージ上に蠢くひとつひとつの影…
次の瞬間、４人はボクらの眼前に現れた。
…There are stars in the southern sky…
'' Seven Bridges Road ''
挨拶代わりに南の空からやってきたかの如く、４つの星がボクらの頭上に降り注いだ…
それぞれの星は声という形に変えて、ボクらへと…
沸き起こる大歓声に更なる力を得たように、４人のならず者の翼（ハーモニー）はどこまでも羽ばたいていく…
ウォーミングアップは完了（実際にオープニングナンバーは全盛期もハーモニーの調整で舞台裏でよく歌われていたナンバー）…ということか…
Hello! TOKYO！ Great to Be Back! このナンバーは確かに挨拶変わりにはもってこいだ。
続いての曲は最新アルバムからの''How Long''
イーグルスと関係の深いJ.Dサウザー作のナンバー、ここで早くもグレン・フライとドン・ヘンリーの掛け合いがこだました…イーグルスの原点とも言えるカントリー・ロック・サウンドだ…
そして、次にスポットを当てられたのがベースのティモシー．Ｂ．シュミットだ…
''I Don't Want to Hear Anymore''
これも最新アルバムからのセレクトだ。
もうすでに還暦を迎えたとは到底思えないトレードマークである長髪を携え、ハートウォーミングなこのナンバーを優しくソフトに歌い上げる…
タイトルとは裏腹にいつまでも聴き続けていたい心地よさがドーム全体を充満にした。
さあ、次のナンバーだ…
照明がパッと一人の男に注がれる…あるサポートメンバーのようだ…
哀愁漂うトランペットのソロが鳴り響く…これは何のナンバーなのだろう。
それとも何かの趣向なのだろうか…
トランペットの音色がそろそろ終焉に近づいて、観衆が固唾を呑んでいると…
ステージのバックにいきなり映し出された一つの写真…
''！！''
えっ、もうこの曲を演るのか？
そう…次のナンバーは…
''Hotel California''
ドン・フェルダーが奏でていたあの１２弦ギターのイントロは、いまや第５のメンバーと言ってもいいサポートバンドの看板ギターリスト、スチュアート・スミスの指から奏でられる…
気がつけば、ドン・ヘンリーは本来の位置であるドラムの方へ…
官能的なイントロが終り、タンタンとドラムのアクセントが入った後…
ドン・ヘンリーの声帯から放たれる渋く乾いた「On a dark desert highway, cool wind in my hair」の声…
ああ…沁みるなぁ… ここで場内のテンションは最高潮。
イーグルス最大の傑作であると同時にその道程に終止符を打つきっかけとなった。メンバーにしてみればイーグルスとして立つ以上、生涯逃れられないナンバー…
心配していた後半のツインリード部のジョー・ウォルシュとスチュアート・スミスの息もピッタリだ。
大勢が固唾を呑みながら見届けた後奏も終わり…
原点回帰とばかりに初期の名曲…
''Peaceful Easy Feeling''
グレン・フライの横でストリングベンダー付きのテレキャスを弾く創設メンバーのバーニー・リードンが見えた気がしたのは錯覚だろうか…
ここで、グレン・フライがステージ左サイドのキーボード前の腰掛け…あの印象的なイントロが…
解散間近というのが当時の暗黙だったというイーグルス最後のスタジオ録音盤『The Long Run』に収録されているバラードナンバー。
入手当時は一番のお気に入りのナンバーだった。
ティモシーのメランコリックな歌声は聴くものに安らぎを与える…
そして、また1stから…
''Witchy Woman''
1stの中では後のRock色に傾倒していく彼らを暗示しているようなナンバー。
いつ頃から、彼らには''魔女のささやき''が降りてきていたのだろう。
うねるようなメロディにドン・ヘンリーの歌声がよく絡み合う。
中間のMCは大方、グレン・フライが話していた。どうやら、彼がイーグルスのスポークスマンらしい。
もうひとりの要であるドン・ヘンリーはちょっとはにかんだような表情を浮かべ、後ろでドラムスティックを持ち、腕組みをしながら、グレンが話すのを見守っていた…
さあ、次は…
爽やかなアコースティックサウンドが耳をくすぐる
そして、マンドリンの音色もより一層の清涼感を印象付ける…
''Lyin' Eyes''
…カントリータッチのソフトなメロディにグレンの優しい歌声が響く…ああ、これも聴きたかった。
You can hide your lyin' eyes…
これぞイーグルスなコーラスが五感に沁みわたる。。。６分強の長尺なナンバーだが、いつまでもこの曲には終わらないで欲しいと思わせる魔力がある…
…照明が落ちた曲間…
パッとスクリーンにモノクロのある景色とともに…TiTiTi…遠い記憶の先にあるあのドラムのハイハットの打たれる音…
ギターがアクセントとなり、８０ｓ然としたあのシンセ音が飛び込んできた…
思わず、「おおっ」声が出てしまった。
Don Henleyが1985年にソロとして大ヒットさせた
''The Boys of Summer''
個人的なハイライト第一弾はここだった。
スクリーンには何度見たか分からない…モノクロタッチのＰＶ…1995年の来日公演では聴いた記憶がない。
オレはここで１０代のあの頃に完全に戻っていた… ドンの歌声とともに追憶の時間が過ぎて行く…
次はソリッドなギターが空間を切り裂く…
''In the City''
…今までどちらかというと控えた雰囲気でギターを弾いていたジョー・ウォルシュがフィーチャーされたストレートなロックンロールナンバー。
ジョーのヴォーカルは未だ驚くほど力強かった。
『Hotel California』から参加したジョー・ウォルシュはいわばそれ以前のイーグルスとの決別を完全に促した象徴とも言える。
彼の奏でるギターのリフは当時のメンバーの心を鷲づかみしたという…
''The Long Run''
…ここで一時代を築いたイーグルスは終わった。メンバーにとっても、ファンにとっても複雑な心境の甦るナンバーなのではないのだろうか…
バンドの実働は７年…
外から見た限りではあまりに早い結末であったのだが、メンバーにとってはとてつもなく長い道のりだったのか。
歌い終えたドン・ヘンリーが初めてＭＣとして登場。
「ここでちょっとブレイクを取るよ。キミたちもちょっと休みたいだろう？」
そう、今日は２部構成なのだ。このときはまだ１８時を少し過ぎたところ…
………
１８時２５分過ぎに再び４人はボクらの前に現れた。
観衆は１部で帯びた余熱がまだ冷めそうもない…
最新アルバムからのリードトラック…
''No More Walk in the Wood''
１部のオープニング同様、彼らは声で観衆に魅せた。
ドン、グレン、ジョーの３つの声がらせん状に場内にこだまする…その時、最新アルバムを聴き込んでこなかったことを悔やむ自分がいた…
続けて、
''Waiting in the Weeds''
''No More Cludy Days''…
きっとアルバムを繰り返し味わっていれば、より聴こえ方の深みも増したはず…
次はヘル・フリーゼス・オーヴァー（ありえない）はずの再結成という奇跡が起きた１９９４年にリリースしたアルバムに収録された新曲のひとつ
''Love Will Keep Us Live''
…ティモシーがリードを取るハートウォーミングなナンバーだ。ティモシーはメンバー間のいい意味での緩衝材なのではないか…彼の甘く優しい歌声を聴きながら、そんな想像を膨らませていた…
グレンが紹介する…「ボクらが初めてＮｏ．１を獲ったナンバーを次に演奏するよ！」
''Best of My Love''…
あのえもいわれぬアコースティックなイントロが始まる…
繰り返しになるが、この頃、言わばバンドとして過渡期で…よりハードエッジなサウンドにシフトをしようとし、デビュー以来のプロデューサーであるグリン・ジョンズとも決別した。
そのグリンの置き土産…皮肉にもそれが彼らの次の扉へ導いたターニングポイントとなるナンバーだった。
身震いがした…ドンの歌声に寄り沿うハーモニーが…''我が愛の至上''はどこまでも心に沁みこんでいった…
「次の曲は初めてミリオンディスクとなったナンバーだよ！」
''Take It to the Limit''
…ボクが一番生で聴きたかったナンバーだ…ここが第２のハイライトだった。
このナンバーを稀代の名曲に仕上げたランディ・マイズナーはいない…今はグレン・フライが歌う。
それでもボクはこのナンバーが聴きたかった。とにかく聴きたかったんだ…
４人は横一列に腰掛け、さあ、始めるかと…言わんばかりにリズムを取り始めた…
グレンに合わせたキーでイントロが奏でられ始めた。ファンに言わせればこれは違う曲だと言うかもしれない…
それでもボクは沁みた…
「Take It…」とブレイクする箇所には何度もゾクゾクさせられた…
…
スクリーンにはどこまでも広がる砂漠の画像が映し出された…
''Long Road Out of Eden''
最新アルバムのタイトルトラックである。
重厚な緊張感を漂わせるキーボードのイントロ…
１０分を超えるナンバーなのだが、観衆は手に汗を握りながら、かみ締めるように歌うドンの声に耳を傾けていた。この曲は現代社会に対する疑問を自らに問いかけているメッセージ色が強いナンバーだ。
曲調はまるで違うのだが、聴く側に重いメッセージを伝わらせているのは、
当時、カリフィルニア文化はもはや退廃的だと訴えた「Hotel California」を意識しているのだろうか…
次はジョーのいたバンド、James Gangのナンバー
''Walk Away''
…もうイーグルスのLIVEではお馴染みのナンバーらしい…
縦揺れのギターのリフに続いて、ジョーのエネルギッシュなヴォーカルがこだまする。ジョーの声を聴きながら、CCRのジョン・フォガティを思い出していた。
そして、いきなりあの官能的なベースラインが聴こえてくる…
''One of These Nights''
これも聴きたかったんだよなぁ… 邦題：呪われた夜…
ただ、前曲とのつなぎがスムーズではなく、いきなり始まった感がした。
申し分がない腕前だとは思うのだが、スチュアート・スミスのギターでは感覚的に物足りない気がして…
このナンバーについてはやはりドン・フェルダーのギターで聴きたかった…
……
ここで、その存在をアピールするかのようにジョー・ウォルシュが観衆に合唱を促す…
「Yeahhhh!!」「Aahhhh!!」「Uuh!」
ジョーはとってもお茶目なようだ…
そして、印象的なギターのリフのイントロが…
ボクが唯一知っているジョー・ウォルシュのソロナンバー…
''Life's Been Good''
ジョーがギターを弾き、歌う。今は何の気兼ねもなく楽しそうに…
本来、音楽ってそうしたモノだよな…
お次はなんだろう…
不穏なベースラインに共に無機質に叩かれるシンセの音…
またしても、ドン・ヘンリーのソロナンバー
''Dirty Laundry''
バックスクリーンには「Please Stand Up」の文字が…
そして、タイトルの通り、スキャンダラスな映像が浮かんでは洗濯機の中でかき回されているような画像が…なかなかの演出だ…
このナンバーはイーグルス解散後、初めてリリースしたドン・ヘンリーのソロシングル。
いわば、イーグルスは終わったんだと決別を告げた節目のナンバー。
しかし、このナンバーの代わりに今の彼らの姿を肯定する意味でも「The End of the Innocence」が聴きたかったというのは贅沢な話だろうか…
…この後、会場のヴォルテージは一気に高揚していった
ジョーの所属したバンド、James Gangの
''Funk 49''
続いてはイーグルス最後のNo.1ヒットでグレンの声がハードにこだまするロックンロールナンバー
''Heartache Tonight''
当時のイーグルスの行く末を暗示したかのようなハードチューン
''Life In The Fast Lane''
グレンが… ティモシーが… ジョーが… ドンが…
各々のパートを全開にこなし、一気に突き抜けていった…
ここで一旦、メンバーはステージを後にする…
拍手は鳴り止まない…
そう…観衆はまだ待っていた…
これで終わるはずがない…
はちきれんばかりのアンコールの拍手の渦の中…
彼らは戻ってきた…
「トキオー！！」
メンバーがそれぞれの立ち位置につき、本日、いくつめの相棒を肩にかけたのか分からない…
グレン・フライがメンバーの紹介をする。懇切丁寧に、それぞれの出身地まで…
ベースのティモシー.B.シュミットに自身の紹介を託し、最後に…「on Drums …My Friend…Don Henley!!」
''My Friend''という形容を用いたのはドン・ヘンリーに対してだけだった…照れくさそうなそぶりで大観衆に手を振る。
１９８０年イーグルスが解散し、その後、グレンとドンは５年間１度も口をきかなかったという…
それだけ、グレンとドンが互いに互いを特別な関係と意識していたことが分かるエピソードだ。
今は皆に胸を張って「オレの親友さ」って言い放てる…何だかこちらも嬉しくなってきた。
…そして、だれもが口ずさめるあのナンバーのイントロが流れてきた。。。
''Take It Easy''
耳をつんざくばかりの歓声が上がった…
イーグルスの原点とも言えるこの曲…観衆はみな自然に口ずさんでいた…
そう、誰もがこの曲をイーグルスとともに歌えることに満足感を感じていた…
このままあの曲に行くのか…
Take It Easyのコーラスが続いている中…
ハードなギターのリフが…
ジョーだ！！
ジョーのスライドギターが限りなく耳当たりがいい。。。
''Rocky Mountain Way''
これもジョーのソロナンバーだ。。。
ジョーがここまでフィーチャーされるとは…
トーキング・モジュレーターを用いて歌うジョーの表情が豊かだ…
２曲のアッパーチューンで大観衆を虜にした後。。。
…ステージ上にたった一人の男をライトが照らされた…
''ドン・ヘンリー''
この場にいるみんながすべてわかっていた…
このあとに唄われるナンバーを…
鍵盤が静かに一音に一音を空気に乗せて、ボクらへ届ける…
''Desperado''
自らを「ならず者」と称し、孤独に慣れて、その殻から出ようとしない男の話…
…一人も気楽でいいだろうけど…
Let somebody love You...
Before It's too Late...
きっと会場でこの歌を聴いていた人たちは様々な立場で聴いていたことだろう…
でもやっぱり共感しあえる仲間と聴けたことが何よりうれしかった…
それを改めて感じることができた…
そんな…そんな夜だった。
また会いに行こう…この次は迷うことなく…
彼らが去ったステージ上を見つめながら、そう思った…
Set List
Seven Bridges Road
How Long
I Don't Want to Hear Anymore（もう聞きたくない）
Hotel California
Peaceful Easy Feeling
I Can't Tell You Why（言い出せなくて）
Witchy Woman（魔女のささやき）
Lyin' Eyes（いつわりの瞳）
The Boys of Summer
In The City
The Long Run
- - - - - - - - interval - - - - - - - -
No More Walks In The Wood（失われた森を求めて）
Waiting In The Weeds（夏の約束）
No More Cloudy Days（明日はきっと晴れるから）
Love Will Keep Us Alive
Best of My Love（我が至上の愛）
Take It to The Limit
Long Road Out of Eden（エデンからの道、遥か）
Walk Away（James Gang)
One of These Night（呪われた夜）
Life's Been Good（Joe Walsh -Solo-)
Dirty Laundry
Funk 49（James Gang)
Heartache Tonight
Life In The Fast Lane
- - - - - - - - encore - - - - - - - -
Take It Easy
Rocky Mountain Way（Joe Walsh -Solo-)
Desperado（ならず者）
2011-03-10 20:15
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これがPLAYLOGで書く最後のLIVEレポだと思います。
空いた時間は可能な限り、当日を想い、下書きをしてました[汗]
煩雑で長くなってしまいましたが、削ることの出来ない素直な気持ちを書きました。
今回のLIVEは一言…９９．９％大満足です。
残りの０．１％は…
http://playlog.jp/boba/blog/2010-08-02[New Kid in Town]が聴きたかったです。
それでもよい…よい夜でした。。。
by boba (2011-03-10 20:14)
当日を思い起こしながら、読ませていただきました。[ぴかぴか]
来日を知ってからの心模様が、妙に自分と似ていて…
「ここで逃したら、二度と見られないかもしれない…」
そして、JR駅に掲げられていた大きなイーグルスの告知看板を見て、決断しました。
「後悔したくない・・」と。
待ちに待っただけあって、忘れられないライヴの一つとなりました。
観に行って良かったです。[ぴかぴか]
by vega (2011-03-10 20:27)
行って良かったですね[嬉しい顔]
I Can't Tell You Why（言い出せなくて）、好きでした。
洋楽はあまり聴かないんですが（もう、知ってますよね）、全曲聴いてみたいなぁと思いました。
とりあえず、ようつべでちょこちょこ聴いておきますね[嬉しい顔]
by うりこ (2011-03-10 21:01)
(*￣ロ￣)ボビー。。。素晴らしい記事だわ。
臨場感あふれるライブレポを読みながら、画面をスクロールすると身体が震えてきました[揺れるハート][揺れるハート]
いつも忙しいボビーが決意して足を運んだイーグルス・ライブ[ムード]
[かわいい]The Boys of Summer[かわいい]
『オレはここで10代のあの頃に完全に戻っていた…ドンの歌声とともに追憶の時間が過ぎて行く…』
(´；ω；`)ここまで読んで胸が熱くなり、ぶわっと涙が出ました。
だけど、後半は最新アルバムも多かったんだね。
イーグルスは『懐メロ』なんかじゃないんだ…いまを生きているバンドなんだね。
そして[かわいい]Desperado[かわいい]
ボビーはYouTubeを貼っていないのに、行間からメロディが聴こえてきたよ。
そう。。。イーグルスもボビーも。。観客も私も。。。
みんな『ならず者』なんだよね。
いまを突き抜けるものを、求め続けているんだよね。
(;_;)素敵なライブレポをありがとう。
プレイログは終わるけど、ボビーは音楽記事を書き続けてほしいな。
ボビーは『書けるひと』、流行りの言葉で言い換えれば『持っているひと』だから。
by りなみ (2011-03-10 21:23)
ボビー(≧▽≦)/
先週末はありがとーーーーーーーー[嬉しい顔][複数のハート]
スゴイ(； ･`д･´) 僕の100倍は音楽記事らしい・・・
未だに曲をよく覚えていないけど（笑）、
あの時の感動が蘇ってきたよ～[嬉しい顔][ハート]
Hotel californiaとBoys of summerとDesperadoだけでも
1万円の価値はあったと思うよ～
全体的にはまさにプライスレスなライブだったね(*TｰT)b
by ヒサ (2011-03-11 01:11)
週末にゆっくりパソコンからと思ってたけど、夜中に目覚めて携帯開いたら来ちゃいました！
私もイーグルスは数曲しか知らないけれど、昔ロック系の音楽雑誌は良く見ていたので、メンバーの名前見て自分のその頃が蘇ってきました！
私もボビーの記事を読み続けて行きたい！
どこかで書き続けて欲しいな…！
今音を聴きたくてうずうずしてるけど、また改めて来ます[嬉しい顔]
by メゾピアノ (2011-03-11 04:09)
ジョー・ウォルシュが加入した時は正直驚きましたね。
私は好きでしたが、元々ジェームス・ギャングってハードロック・バンドで、当時は確か[!!]ニュー・ミュージック・マガジンでＧＦＲのコーピーの様なバンドで、メチャクチャな低評価でしたよ。Ｒｏｃｋｙ Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ｗａｙ何て彼の代表的な曲で好きでしたね。[嬉しい顔]
by ブラックアビブ (旧名 本物ホネツギマン） (2011-03-11 08:59)
本当に素晴らしいライブだったんだね。
そして、ボビーのレポもそれに匹敵するぐらいに素晴らしいと思うよ。
クラシックになってる昔の曲だけでなく、新しい曲やメンバーのソロも結構入ってるんだね。僕はそこを評価したいよ。
昔イーグルスという名前でやってました、じゃなくて、今も現在進行形でイーグルスなんだぜ！っていう、彼らの気概が感じられるね。
メンバー間のいろんな思い、葛藤があるのは仕方ないし、それはバンドである以上当たり前のことだけど、ステージでは素晴らしいパフォーマンスを披露する・・・
これこそプロだろうし、だからこそ今もこうしてステージに立ち続けているんだろうね。
今回は断念したけど、次の来日は行きたいよ(^-^)/
入魂のライブレポ、本当に有難う！
保存したよ（笑）
by マチャ (2011-03-11 09:14)
ボビー、ライブレポ、ありがとう。(*´ー｀*)
僕もこの記事を見て、ライブを一緒に観た様な気になったよ。[るんるん]
彼らも、もう若くないから、可能な限り活動して欲しいよね。[ムード]
by 2tom (2011-03-11 09:37)
先日、携帯で読んでた時、地震がきちゃって、
また来ました。
感動のLIVEだったようですね。私もレポを読ませて頂き、
当日、その場に居合わせたような雰囲気になりました。
随分、沢山の曲をプレイしてくれたんですね。懐かしい昔を思い出すことができたでしょう。私も 「The Boys of Summer」は、MTV時代のPV覚えています。
行って正解だったですね。[嬉しい顔]
by Katsu郎 (2011-03-14 22:20)
【りなみさん】
いつもご訪問＆[ハート]をありがとうございます[るんるん]
by boba (2011-03-24 19:29)
【vegaさん】
[ハート]＆メッセージをありがとうございます[るんるん]
なぜあれほどまで行くのを躊躇ってしまったのか…
やはり金銭的な面もあったでしょうけど（苦笑）、やはり寄る年波にパフォーマンスについて懸念していたことは否定できません…
それがあの素晴らしさ[ぴかぴか][ぴかぴか][ぴかぴか]
結果的にはvegaさんと同じく忘れられないライヴのひとつとして刻まれました。
もう一度…どうしても観てみたいですね。。。
by boba (2011-03-24 19:31)
【マチャさん】
いつもご訪問＆[ハート]をありがとうございます[るんるん]
by boba (2011-03-24 19:32)
【ケロミさん】
いつもご訪問＆[ハート]をありがとうございます[るんるん]
by boba (2011-03-24 19:32)
【うりこさん】
[ハート]＆メッセージをありがとうございます[るんるん]
I Can't Tell You Why（言い出せなくて）ご存知でしたか
(≧∇≦)
それだけでもう素晴らしいです[複数のハート]
もう充分と言っても過言ではありません（笑）
イーグルス結成４０年の味…しかと堪能してきましたよ(*^^)v
by boba (2011-03-24 19:33)
【mk1spさん】
いつもご訪問＆[ハート]をありがとうございます[るんるん]
by boba (2011-03-24 19:34)
【Sayaさん】
いつもご訪問＆[ハート]をありがとうございます[るんるん]
by boba (2011-03-24 19:35)
【りなみさん】
改めてメッセージをありがとうございます[るんるん]
いきなりの顔文字がちょっとツボだったよ（笑）
これがプレイログでの最後のライヴレポかな…と思ったら、先の見えないレポートになったよ（苦笑）
そうだね…
[かわいい]The Boys of Summer[かわいい]はリアルで聴いたからね。。。個人的に当時の情景が一瞬でフラッシュバックしてきたよ…
ライヴ後、最新アルバムを何度も何度も繰り返し、聴いたよ…
再結成後の作品と言うのは大概不出来だというイメージがあるんだけど、この作品は予想以上に絶品だったよ。。。
なぜ事前に聴いて来なかったのか…悔やまれたね…
(*TーT)b
Desperado…実はこの曲が最後だということは偶然にも事前に知ってしまってはいたんだけど…それでも…
唯一無二のメロディに重なるドンの声は…沁みたね…
自分たちをならず者と自称し、聴いてくれる全ての人たちも自然と自らを振り返る…
そんな強い力を持つ正真正銘の名曲だと改めて思ったよ…
ありがとう、リーナ。。。
まだまだこれからも好きな音楽のことを綴っていきたいな…
ようやく最近素直にそう思えるようになってきたかな…
by boba (2011-03-24 19:37)
【ヒサさん】
[ハート]＆メッセージをありがとうございます[るんるん]
チャーリー、先日はありがとう(≧∇≦)
あはは、最後のご奉公にはやっぱり気合をいれないとね（笑）
おかげでその後は当分、放心状態になったよ…（苦笑）
いっしょにあの場で同じ思いを共感できてホントに嬉しかったよ(*TーT)b
また観たいなぁ…いくら払ってでも…
そう思わせてくれる素晴らしい…素敵なライヴだったよね。。。
by boba (2011-03-24 19:40)
【メゾピアノさん】
[ハート]＆メッセージをありがとうございます[るんるん]
レミー、夜中に起きてまで読んでくれて（笑）ありがとう
(≧∇≦)
イーグルスって、オリジナルアルバムは『Hotel California』と『The Long Run』しか持ってなかったんだけど、他のオリジナルアルバムも今回を機に聴いたら、隠れた名曲がわんさかあったよ(*^^)v
うん…やっぱり好きな音楽の発信は個人的にライフワークとしたいな（￣∇￣）
ところで、ロック系の音楽雑誌を読んでいたその頃…っていつかな？（爆）
by boba (2011-03-24 19:40)
【みー☆さん】
いつもご訪問＆[ハート]をありがとうございます[るんるん]
by boba (2011-03-24 19:41)
【本物ホネツギマン（アビブ）】
[ハート]＆メッセージをありがとうございます[るんるん]
ジェイムスギャングをリアルでご存知なのですね…
そうそう、ボクが知る限りでもグランドファンクなどを引合いに出されていたハードロックバンドだったみたいですね。。。
ただ、ジョー・ウォルシュは７０年代中盤頃から、ウエストコースト畑のアーティストのプロデュースも幅広く手がけて、アサイラムレーベルでもネットワークが広がっていったようです。
ジョー・ウォルシュの個々の作品も改めて聴いてみたいですね(^^)/
by boba (2011-03-24 19:42)
【マチャさん】
改めてメッセージをありがとうございます[るんるん]
ありがとう、マーシー(≧∇≦)
あれだけのライヴにはそうそうお目にかかれない…って、心底思ったよ…
新旧織り交ぜたセットリストもオーディエンス側に立った見地でおおいに満足したし、後日聴いたんだけど、最新アルバムの楽曲も往年の曲に負けないくらいの個性がそれぞれあったんだよね。。。
また観たい…素直にそう思ったよ(*TーT)b
保存（￣☐￣）!!
ありがとう。。。またこんなレポを書けるライヴに出会いたいな(*^^)v
by boba (2011-03-24 19:43)
【2tomさん】
[ハート]＆メッセージをありがとうございます[るんるん]
やぁ、トム(≧∇≦)／
やっぱりこの時代の音はしっくりくるね~
ただただ、イーグルス個々のメンバーの繰り出す音に圧倒されていたよ。。。
観た甲斐が十二分にあった…って思えたね(*TーT)b
もう１度ぜひぜひ観たいね。。。
その前には当然、最新アルバムもリリースした形でね(*^^)v
by boba (2011-03-24 19:43)
【Katsu郎さん】
[ハート]＆メッセージをありがとうございます[るんるん]
あ、改めてきて頂いて嬉しいです。。
ホントに感動しました…
ライヴ中に何度鳥肌が立ったことか…
まずは６０歳は下らないはずのメンバーの劣ることのない声量にビックリしました。。
The Boys of Summerの時は個人的にすごく興奮しました
(≧∇≦)
文句なしに行けてよかった…
そしてまた必ず行きたい…
そう思いました。。。
by boba (2011-03-24 19:44)
【joy-childさん】
いつもご訪問＆[ハート]をありがとうございます[るんるん]
by boba (2011-03-24 19:44)
ボビー＾＾
最高のライヴに 臨場感たっぷりの最高のレポ[ぴかぴか]
おかげですっかり行った気になっちゃったよ＾＾[揺れるハート]
文章のラストに向かっての盛り上げ方が ほんとに上手いなぁ[複数のハート]
実は 曲名をほとんど覚えてないから 自分の持ってるアルバムに演奏した曲があるか いちいち確認しながら読んだよ＾＾；
でも オープニングの「Seven Bridges Road」って こんなにいい曲だったっけ[ふらふら]って 改めて聴きなおしたよ
ハーモニーが絶品だね[ぴかぴか]
「Take It to the Limit」 聴けてよかったね～＾＾[かわいい]
そうなんだ 私がいつも聴いてるのはランディの声だったんだ
この歌 キーが高いもんね
最後の高いキーのハモリはなかったのかな？あれが好きなんだけど＾＾；わかる？
まあそんなのなしでも ４人ずらっと並んでの熱唱は感動するよね
感動を分けてくれて 本当にありがとう＾＾[手（パー）]
次来たら行こうかな 笑
by ituki (2011-03-25 00:35)
【itukiさん】
[ハート]＆メッセージをありがとうございます[るんるん]
イッチー(≧∇≦)／
来てくれてありがとー[嬉しい顔]
そう？そう言ってくれると嬉しいなぁ。
自分で読み返すと長々ダラダラのように見えちゃうから。。。[飛び散る汗]
イッチーの所有しているアルバムって…２枚組みのBest盤かな？[ＣＤ]
時間かけて読んでくれたんだね。。。本当に嬉しいな[嬉しい顔]
そうそう、Seven Bridges Road…ボクもライヴでこの曲がオープニングだって、偶然知っちゃったので、ライヴ前の１週間は何度も繰り返し聴いていたんだけど…こんないい曲だったんだって…思ったよ[複数のハート]
｢Take It to the Limit｣は確かに最後のハイトーンのパートはランディならでは…だから無かったけど、４人が揃って歌い上げる様は文句なしに素晴らしかったよ。。。
まだまだ書き足りないことたくさんあるんだけど、この続きは次回の来日公演にとっておくよ。。。
次はどこでそのレポを書いているかな？（笑）
by boba (2011-03-25 20:40)
(*´∀`)♪ボビー[複数のハート]アマゾった『Long Road out of eden』[ＣＤ]の感想を抜粋して書いてみます。
１[ＣＤ]1「失われた森を求めて」アカペラから始まる曲はエキゾチックな雰囲気があり、エデンを追放された旅の始まりを感じる。懐かしく親しみやすい曲。3「享楽の日々」(この邦題は…[落胆した顔])弾むような魅力的な曲[!!]とても好き[嬉しい顔]4「戻れない二人」優しい洗練されたバラード。コーラスが素晴らしくアルバム中1番好きな曲。歌詞に泣けてしまう。7「夏の約束」哀切に胸を打たれる。8「明日はきっと晴れるから」優しい爽やかな良い曲。10「明日に向かって」甘く切ないバラード。
２[ＣＤ]1「エデンの道、遥か」キーボードから風の音がする。重々しく壮大で彩り豊かな曲。3「サムバディ」気持ちいいビートのロック。好きな曲。
アルバム２枚を通してストーリーがある。歩き続けていく人生のようだ。「辛いのはあなただけじゃない」「私はあなたのそばにいる」すべてのひとを励まし慈しむイーグルスからのメッセージ。
(*^_^*)心あたたまるアルバムでした。ボビー、紹介してくださって、ありがとう[ハート]
by りなみ (2011-03-27 13:09)
【yousanさん】
ご訪問＆[ハート]をありがとうございました[るんるん]
by boba (2011-03-28 20:07)
【りなみさん】
メッセージをありがとうございます[るんるん]
リーナ[嬉しい顔]
これがPLAYLOGでの最後のコメントのやりとりになるのかな。。。[汗]
『Long Road out of eden』[ＣＤ]入手したんだね(*^^)v
感想を…本当にありがとう。。。
うん…まず、イーグルスの健在さを知らしめるメンバーの声で魅せるよね。このイントロダクションで一気に[揺れるハート]を持っていかれるよ。
3曲目は享楽…というのとはちょっと違うと思うけど、充実した日々の素晴らしさを歌われているんじゃないかな。ドン・ヘンリーの歌声がすごく前向きに聴こえるね[るんるん]
4曲目の｢What Do I Do With My Heart｣はグレン・フライがとても丁寧に…一言一言をかみ締めるように歌っているよね。リーナの一番のお気に入りなんだね[揺れるハート]どんなに遠くにいて自分の心は近くにある…切ない歌詞をメロディが一層引き立てているね。
7曲目の｢Waiting In The Weeds｣…実はボクはこの曲がこのアルバム中で一番好きなんだ。繰り返されるサビの部分が何とも言えずに残るね。。。こんなメロディラインを未だイーグルスが紡ぎだせるのがとてもうれしかった。。。
8曲目｢No More Cloudy Days｣…これもいいんだよね。。。ライヴの時も演奏した曲なんだけど、あまり知らないナンバーながら、ずっと耳に残っていたよ。思わず、ちょっと曇りがちな夏の空を夢想してしまうよ。
10曲目｢Do Something｣…ティモシー・B.シュミットの甘い声がこの曲のセンチメンタリズムを味わい深く滲み出させているよね。
2枚目の1曲目｢Long Road Out of Eden｣…この曲は実に重厚で奥深いね。。。根底にあるものは｢Hotel California｣と同じ匂いがする…何だか手に汗握って聴いちゃうよ。この曲もライヴでは印象深かったよ。。。
3曲目｢Somebody｣…ストレートな中に哀切な雰囲気を併せ持つナンバーだね。後に余韻が残る。ジョー・ウォルシュの弾くスライドギターがいいね。。。
うん。。。このアルバムは驚くほど、今を歌っている。まだまだ人生はこれからなんだ…という力強さを感じる。
きっと、またイ－グルスは新たな音楽を作ってくれる…そんな期待を勝手に抱いてしまう素晴らしいアルバムだよ[ＣＤ]
リーナ、PLAYLOGでは本当にたくさんのコメントをありがとう。
これからもこれからもよろしくね[ハート]
by boba (2011-03-28 20:28)
遅くなってしまいましたが、素晴らしいレポートをありがとうございました！
私もライブ会場にいたような気になっちゃいました[嬉しい顔]
イーグルスはテレビで流れるぐらいの曲しか知らないのですが、アルバムを借りてみたくなりました！
素晴らしいレポートがもう読めなくなってしまうのでしょうか？
今後も読むことができたら嬉しいなぁ[嬉しい顔]
by ジンジャー＠欧州支部長 (2011-03-29 01:09)
＝＝＝＝＝
ところで、ロック系の音楽雑誌を読んでいたその頃…っていつかな？
＝＝＝＝＝
ほんの数年前です[嬉しい顔]
by メゾピアノ (2011-03-30 01:09)
【ジンジャー＠欧州支部長さん】
いつも[ハート]＆メッセージをありがとうございました[るんるん]
最後のライヴレポだと思い、いつも以上に長くなってしまいました[飛び散る汗]無駄に長いような気がしますが…
そう仰って頂ければ、すごくうれしいです[複数のハート]
さて、これからは新天地でお互い頑張りましょう。。。
まずはライヴレポが書けるような日本の元気を取り戻すのが先決なのかな…なんて思ったりしてます[嬉しい顔]
by boba (2011-03-30 17:52)
【メゾピアノさん】
改めてメッセージをありがとうございました[るんるん]
＝＝＝＝＝
ほんの数年前です[嬉しい顔]
＝＝＝＝＝
（￣o￣）ハイハイ（笑）
by boba (2011-03-30 17:54)
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